つなわたりの倫理学 : 相対主義と普遍主義を超えて
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つなわたりの倫理学 : 相対主義と普遍主義を超えて
(角川新書, [K-445])
KADOKAWA, 2024.2
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ツナワタリ ノ リンリガク : ソウタイ シュギ ト フヘン シュギ オ コエテ
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Note
主要参考文献: p375-379
シリーズ番号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
Description
分断が深まる世界。唯一の答えを求める普遍主義が対立しあうなかで、人は「何でもあり」の相対主義に陥りがちだ。カントに代表される義務倫理、ミルやベンサムが提唱した功利主義に対し、アリストテレスを始祖とする徳倫理は、これまで充分に注目されてこなかった。近代が置き去りにした人間本性の考察と、「思慮」の力に立ち戻る新たな倫理学の潮流が、安楽死・癌告知といった現代の究極の課題に立ち向かう!
Table of Contents
- 序章 したいことをしよう―自愛と生の充実
- 第1章 適当にしよう―徳倫理と思慮
- 第2章 適当にしよう―安楽死・妊娠中絶・格差
- 第3章 よいことをしようと思うな、悪いことをしよう
- 第4章 誠実に嘘をつこう
- 第5章 不平等を実践しよう
- 第6章 人間的に考えるのをやめよう―動物の倫理
- 附論 潜在力
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