普遍主義の可能性/不可能性 : 分断の時代をサバイブするために
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普遍主義の可能性/不可能性 : 分断の時代をサバイブするために
法政大学出版局, 2024.2
- タイトル別名
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普遍主義の可能性不可能性 : 分断の時代をサバイブするために
- タイトル読み
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フヘン シュギ ノ カノウセイ フカノウセイ : ブンダン ノ ジダイ オ サバイブ スル タメ ニ
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注記
その他の著者: 上原賢司, 施光恒, 中村隆志, 松山聡史, 菊池理夫, 轟孝夫, 大場優志, 見崎史拓
参考文献: 章末
人名索引: 巻末p1-4
収録内容
- 「帝国」の普遍主義とコスモポリスの普遍主義 : 対話するコスモポリタニズムの可能性 / 伊藤恭彦著
- 正義の探求にあたってコスモポリタニズムはもう不要なのか? / 上原賢司著
- グローバル化は「進歩」「時代の趨勢」だと言えるのか : 新自由主義的な通俗的歴史観を疑う / 施光恒著
- パトリオティックな配慮とその限界 : 国際社会における消極的/積極的義務 / 松元雅和著
- マルクスにおける普遍と特殊 / 田上孝一著
- 共和主義と普遍主義 : シティズンシップの領域性の再検討 / 中村隆志著
- 「ヴァナキュラーな価値」の普遍的帰結の可能性、そして現代的課題 / 松山聡史著
- 現代コミュニタリアニズムの普遍性 : 西洋の普遍主義と東洋の普遍主義 / 菊池理夫著
- 反普遍主義の政治 : ハイデガーと京都学派の場合 / 轟孝夫著
- アイデンティティ政治のパラドクス : 普遍性はどのように回復されるべきか / 有賀誠著
- I・M・ヤングにおける「普遍主義」 : 「構造」をめぐる議論を「経験」へと開くこと / 大場優志著
- 法の普遍性への不信 : 批判法学とその後続者たちに見る信仰喪失の諸相 / 見崎史拓著
内容説明・目次
内容説明
公正な世界の実現にむけた全12章の政治哲学論集!文化や言語、人種や性の多様性・特殊性が尊重されるべきグローバル世界のなかで、いま「普遍主義」はどのように可能なのか。西洋中心主義的・植民地主義的な価値の押しつけではなく、排他的なナショナリズムによる反西洋・反合理主義でもなく、新自由主義に回収されてしまうポストモダンでもない、真に平等なコスモポリタニズムの可能性を問う共同研究論集。
目次
- 第1部 グローバル化のなかの普遍主義(「帝国」の普遍主義とコスモポリスの普遍主義―対話するコスモポリタニズムの可能性;正義の探求にあたってコスモポリタニズムはもう不要なのか?;グローバル化は「進歩」「時代の趨勢」だと言えるのか―新自由主義的な通俗的歴史観を疑う;パトリオティックな配慮とその限界―国際社会における消極的/積極的義務)
- 第2部 西洋/反西洋の思想と普遍主義(マルクスにおける普遍と特殊;共和主義と普遍主義―シティズンシップの領域性の再検討;「ヴァナキュラーな価値」の普遍的帰結の可能性、そして現代的課題)
- 第3部 東洋・日本の思想と普遍主義(現代コミュニタリアニズムの普遍性―西洋の普遍主義と東洋の普遍主義;反普遍主義の政治―ハイデガーと京都学派の場合)
- 第4部 ポストモダン以降の政治と法における普遍主義(アイデンティティ政治のパラドクス―普遍性はどのように回復されるべきか;I.M.ヤングにおける「普遍主義」―「構造」をめぐる議論を「経験」へと開くこと;法の不変性への不信―批判法学とその後続者たちに見る信仰喪失の諸相)
「BOOKデータベース」 より