アジアの独裁と「建国の父」 : 英雄像の形成とゆらぎ
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アジアの独裁と「建国の父」 : 英雄像の形成とゆらぎ
彩流社, 2024.2
- タイトル別名
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アジアの独裁と建国の父 : 英雄像の形成とゆらぎ
- タイトル読み
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アジア ノ ドクサイ ト「ケンコク ノ チチ」 : エイユウゾウ ノ ケイセイ ト ユラギ
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注記
参考文献: 章末
収録内容
- 権威主義体制における正統性問題と「建国の父」 / 粕谷祐子 [執筆]
- 中国 : 毛沢東のふたつの神話 / 泉谷陽子 [執筆]
- 北朝鮮 : 金日成 / 礒﨑敦仁 [執筆]
- ベトナム : ホー・チ・ミン / 石塚二葉 [執筆]
- ミャンマー : アウンサン / 根本敬 [執筆]
- カンボジア : シハヌーク / 新谷春乃 [執筆]
- パキスタン : ムハンマド・アリー・ジンナー / 井上あえか [執筆]
- 中央アジア諸国 : ナザルバエフ、カリモフ、ニヤゾフ / 宇山智彦 [執筆]
- 韓国 : 李承晩 / 磯崎典世 [執筆]
- 台湾 : 蒋介石 / 葉亭葶 [執筆]
- インドネシア : スカルノ / 横山豪志 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
毛沢東、金日成、ホー・チ・ミン、アウンサン、シハヌーク、ジンナー、ナザルバエフ、カリモフ、ニヤゾフ、李承晩、蒋介石、スカルノ―独裁体制を維持するための正統性シンボルに活用されたこれらの「建国の父」像は、各国の体制よってどのように継承され、変容していったのか。
目次
- 序 権威主義体制における正統性問題と「建国の父」―比較分析試論
- 第1部 神格化される「建国の父」(中国 毛沢東のふたつの神話―「二万五千里長征」と「抗米援朝」;北朝鮮 金日成―「偉大な首領様」の神話化;ベトナム ホー・チ・ミン―偶像化が進む民族の慈父)
- 第2部 権威主義リーダーの交代と「建国の父」(ミャンマー アウンサン―三二歳で暗殺された指導者の歩みと、独立後の顕彰のゆらぎ;カンボジア シハヌーク―復活を繰り返した長命な「建国の父」;パキスタン ムハンマド・アリー・ジンナー―ムスリムの自由を求めた「建国の父」 ほか)
- 第3部 民主化と「建国の父」(韓国 李承晩―失墜した韓国の「建国の父」;台湾 蒋介石―中華民国在台湾の「建国の父」;インドネシア スカルノ―インドネシアが求めた政治的役割)
「BOOKデータベース」 より