教育と少年司法を結んだ先にあるもの : 子どもへの「寛容」を求めて
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書誌事項
教育と少年司法を結んだ先にあるもの : 子どもへの「寛容」を求めて
太郎次郎社エディタス, 2024.2
- タイトル別名
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教育と少年司法を結んだ先にあるもの : 子どもへの寛容を求めて
- タイトル読み
-
キョウイク ト ショウネン シホウ オ ムスンダ サキ ニ アル モノ : コドモ エノ カンヨウ オ モトメテ
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収録内容
- 子どもの権利に関する基本的な考え方
- 子どもの権利条約の意義と構造
- 子どもの権利条約をどう受けとめるか
- 裁判例のなかに子どもの権利条約を読む
- 政府報告書の「教育」の分野をどう受けとめるか
- 子どもに対する暴力の絶対的で全面的な禁止の実現に向けて
- 子どもの意見表明権と表現の自由に関する一考察
- 司法と子どもの権利・人権研究の課題
- 障害のある子の死亡による損害をめぐる平等と公正について
- 法令と条約にいう「能力に応じ」とは
- 北の国での山崎恵さんと学生たちとの出会い
- 少年法「改正」前夜の一断面をめぐって
- 子どもの権利の歴史と"今"
- 少年司法と教育法との交錯と連携
- 少年事件報道のあり方をめぐって
- 親が受容できない子どもとの共存の途
- 加害者の心を癒すということ
- 「子どもという存在」の不可思議さ
- 「無国籍児」の救済と子どもの国籍取得の権利
- 外国にルーツをもつ子どもの日本社会への受け入れの緊要性と課題
- オーストラリアにおける「多文化共生主義政策」がもたらした「言語に関する国家政策」と州における実践 / 奥野圭子 [著]
- 医療的ケアを要する子どもの就学実現へのサポート
- 学校における「子どもの死」〈「指導死」と「事故死」〉について
- 「寛容」についての問いなおし
内容説明・目次
内容説明
回り道をしながら育つことが困難な時代に、司法は子どもの権利にどうかかわっていくのか。教育は多様性の受容と包摂をどう実現していくのか。子どもの権利救済の現場からの考察。
目次
- 1 子どもの人権の課題と子どもの権利条約がめざす救済の地平(子どもの権利に関する基本的な考え方;子どもの権利条約の意義と構造;子どもの権利条約をどう受けとめるか;裁判例のなかに子どもの権利条約を読む;政府報告書の「教育」の分野をどう受けとめるか;子どもに対する暴力の絶対的で全面的な禁止の実現に向けて;子どもの意見表明権と表現の自由に関する一考察)
- 2 子どもの権利救済の具体相と司法と課題(司法と子どもの権利・人権研究の課題;障害のある子の死亡による損害をめぐる平等と公正について;法令と条例のいう「能力に応じ」とは;北の国での山崎恵さんと学生たちとの出会い)
- 3 少年司法の変容とおとな・社会との相剋(少年法「改正」前夜の一断面をめぐって;子どもの権利の歴史と“今”―子どもたちの未来のために;少年事件報道のあり方をめぐって;親が受容できない子どもとの共存の途;加害者の心を癒すということ)
- 4 子どもたちの多様性の受容と包摂をめざして(「子どもという存在」の不可思議さ;「無国籍児」の救済と子どもの国籍取得の権利;外国にルーツをもつ子どもの日本社会への受け入れの緊要性と課題;医療的ケアを要する子どもの就学実現へのサポート;学校における「子どもの死」(「指導死」と「事故死」)について;「寛容」についての問いなおし)
「BOOKデータベース」 より