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戦争はどうすれば終わるか? : ウクライナ、ガザと非戦の安全保障論

柳澤協二 [ほか] 著 ; 自衛隊を活かす会編

(集英社新書, 1204A)

集英社, 2024.2

タイトル別名

戦争はどうすれば終わるか : ウクライナガザと非戦の安全保障論

タイトル読み

センソウ ワ ドウスレバ オワルカ? : ウクライナ、ガザ ト ヒセン ノ アンゼン ホショウロン

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注記

その他の著者: 伊勢﨑賢治, 加藤朗, 林吉永

内容説明・目次

内容説明

ロシア・ウクライナ戦争は泥沼化し、戦死者の数はふくれあがっている。戦闘の終わる気配が見えない中、中東ではイスラエルとパレスチナのハマスの間で新たな紛争が起きてしまった。いずれも歴史的な経緯と国民感情もあり停戦は困難、かつ終戦は遠い状況だ。そして欧米のウクライナ支援の延長で、「テロとの戦い」と称しガザで民族浄化を行うイスラエル支持に日本はまわっていいのか?軍事と紛争調停のリアルを知る専門家がふたつの戦争の背景や戦史をひもときつつ、停戦の困難さと可能性を多角的に分析。そして導き出された教訓をもとに、「非戦」という理念にもとづいた日本の安全保障のあるべきスタンスを提示する。

目次

  • 第1章 ウクライナ戦争の終わらせ方を考える(柳澤協二氏の第一発言―戦争はどういう時に終わるのか;林吉永氏の第一発言―戦争の歴史から見た停戦と専守防衛 ほか)
  • 第2章 討論 戦争を理解できなければ停戦もイメージできない(冷戦時代の戦争要因と現代の戦争要因;現実空間と言説空間をめぐって ほか)
  • 第3章 ガザの戦争・人道危機を考える(愚かな戦争―戦争の結果という視点から―柳澤協二;まだ「名称」が付けられない「ガザ紛争」―加藤朗 ほか)
  • 第4章 戦争を終わらせた後の世界に向けて(分断と戦い停戦を追い求める―伊勢﨑賢治;システム論から見える停戦の難しさ―加藤朗 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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