レディ・ムラサキのティーパーティ : らせん訳「源氏物語」

書誌事項

レディ・ムラサキのティーパーティ : らせん訳「源氏物語」

毬矢まりえ, 森山恵著

講談社, 2024.2

タイトル別名

Lady Murasaki's tea party : The Tale of Genji in spiral translation

レディムラサキのティーパーティ : らせん訳源氏物語

タイトル読み

レディ ムラサキ ノ ティー パーティ : ラセンヤク ゲンジ モノガタリ

大学図書館所蔵 件 / 46

この図書・雑誌をさがす

注記

主な参考・引用文献: p301-317

内容説明・目次

内容説明

レディ・ムラサキとは、一体だれなのか?1925年、アーサー・ウェイリーによる初の英語版が刊行されて以来、世界各国に翻訳された「源氏物語」は、時代を超え国境を越え、中国古典からギリシャ・ローマ神話、聖書、シェイクスピア、プルーストやウルフらモダニズム文学、そして現代まで―数多の異言語・異文化の波を潜り、「世界文学」として新たに生まれ変わった。千年前の古典原文、百年前の英語、現代日本語を往還しながら、「源氏物語」の“らせん訳”=トランスクリエーションを成し遂げた著者による、発見の喜びにみちた評論エッセイ!だれもが招かれているのよ、紫式部の宴に。

目次

  • 第1章 アーサー・ウェイリーとはだれか、『ザ・テイル・オブ・ゲンジ』とはなにか
  • 第2章 時空を超え“戻し訳”から“らせん訳”へ
  • 第3章 シャイニング・プリンス・ゲンジ現る
  • 第4章 青の部屋でのめぐり合い
  • 第5章 木霊するシェイクスピア
  • 第6章 末摘花の「まぼろしの王国」
  • 第7章 深い森で待つサフラン姫
  • 第8章 「あはれ」からメランコリーへ
  • 第9章 失われた「鈴虫」を求めて
  • 第10章 源氏物語再創造―二次創作、補作、アダプテーション
  • 第11章 ウェイリー源氏、神秘の扉を開く
  • 第12章 歓待するレディ・ムラサキの“らせん訳”

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ