すばらしい孤独 : ルネサンス期における読書の技法
著者
書誌事項
すばらしい孤独 : ルネサンス期における読書の技法
白水社, 2024.3
- タイトル別名
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Una meravigliosa solitudine : l'arte di leggere nell'Europa moderna
- タイトル読み
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スバラシイ コドク : ルネサンスキ ニオケル ドクショ ノ ギホウ
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注記
原著 (Einaudi, 2019) の全訳
参照・使用文献: p293-294
人名索引: 巻末p1-6
内容説明・目次
内容説明
本は魂の鏡となり、読む人の精神をも映し出す。ルネサンス期の知識人にとって、著書は「魂の肖像」であり、読書は古の知性との対話だった。ペトラルカ、マキャヴェッリ、モンテーニュら著名な文人の著作に、当時の読書のあり方を見る。カラー図版55点収録。
目次
- 第1章 ペトラルカ―図書室という魔術的空間
- 第2章 身体としてのテクストと古代の人々の復活
- 第3章 肖像、あるいは作者を見たいという望み
- 第4章 「精神のありのままの像を映し出さないなら、その鏡は偽りとなる」―読むこと、書くこと、そして自我の確立
- 第5章 「古の人々が集う古の宮廷に」―マキャヴェッリからヴェットーリへの手紙
- 第6章 モンテーニュの塔
- 第7章 「想像力とは内なる感覚なのだから」―タッソと読書にともなう危険
- 補遺 「孤独の中のコミュニケーションである読書のすばらしい奇跡」―ラスキンとプルースト
「BOOKデータベース」 より