『歌枕名寄』継承と変遷 : 研究編資料編
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『歌枕名寄』継承と変遷 : 研究編資料編
(研究叢書, 566)
和泉書院, 2024.2
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歌枕名寄継承と変遷 : 研究編資料編
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ウタマクラ ナヨセ ケイショウ ト ヘンセン : ケンキュウヘン シリョウヘン
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Note
参考文献: 例言p2
Contents of Works
- 歌枕の成立と展開
- 三室戸寺蔵本
- 内藤記念くすり博物館蔵大同薬室文庫本
- 対馬歴史民俗資料館蔵宗家文庫本の性格
- 対馬歴史民俗資料館蔵宗家文庫本の特質
- 国立歴史民俗博物館蔵田中穣氏旧蔵本
- 明治大学図書館蔵毛利家旧蔵本
- 酒田市立光丘文庫蔵本
- 井上宗雄博士旧蔵本
- 松浦武四郎記念館蔵本
- 学習院大学附属図書館蔵雕蟲居写本
- 五代集歌枕
- 古来歌合
- 拾遺『古来歌合』
- 『歌枕名寄』所収万葉歌-長歌〈漢字本文表記〉-
- 『歌枕名寄』所収万葉歌-長歌〈仮名表記〉-
- 『歌枕名寄』の依拠した『万葉集』
- 『夫木和歌抄』所収万葉歌-長歌-
- 『夫木和歌抄』所収万葉歌-人丸短歌-
- 資料編
- 歌枕の未来
Description and Table of Contents
Description
『歌枕名寄』は3000近い地名と7000首を超える証歌を収載した中世最大の名所歌集。地名や証歌に豊富な注を加味した、歌枕辞典ともいうべき歌集でもあり、後の名所歌集に多大な影響を与えた。研究編第一部では写本九本を調査し、特徴や所収万葉歌の特質について論述。第二部では『歌枕名寄』中の歌集のうち『五代集歌枕』と『古来歌合』を取り上げ、特に『古来歌合』については、成立年代・編集の意図などを考察。『歌枕名寄』だけでなく『夫木和歌抄』他に残る『古来歌合』を拾遺し一覧した。第三部では『歌枕名寄』と『夫木和歌抄』中の万葉歌を、長歌を中心に分析・考察、散佚非仙覚本が大量に残存することを明らかにし、万葉集訓点史に新たなる地平を見出した。資料編では、三室戸寺本、大同本、田中本、毛利本、雕蟲居写本の貴重な五写本を翻刻。巻末に翻刻資料の初句索引及び地名索引を付す。
Table of Contents
- 序章―歌枕の成立と展開
- 研究編(『歌枕名寄』諸写本の性格;『歌枕名寄』中の歌集;類題和歌集中の万葉歌)
- 資料編(三室戸寺蔵本;内藤記念くすり博物館蔵大同薬室文庫本;国立歴史民俗博物館蔵田中穣氏旧蔵本;明治大学図書館蔵毛利家旧蔵本;学習院大学附属図書館蔵雕蟲居写本)
- 終章―歌枕の未来
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