在来的発展と大都市 : 20世紀日本における中小経営の展開

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在来的発展と大都市 : 20世紀日本における中小経営の展開

谷本雅之著

名古屋大学出版会, 2024.2

タイトル読み

ザイライテキ ハッテン ト ダイトシ : 20セイキ ニホン ニ オケル チュウショウ ケイエイ ノ テンカイ

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注記

文献一覧: p381-392

収録内容

  • 戦前期大都市の工業化と中小経営
  • 両大戦間期における新興中小工業の発展
  • 戦後の拡大と変容

内容説明・目次

内容説明

最も「近代的」な大都市において、なぜ伝統的な農業経営とも通底する、中小自営業の拡大がみられたのか?東京に広がる玩具生産・流通のダイナミズムを読み解き、大工場と雇用労働のセットに収斂しない発展の論理を解明、近世から戦後に連なる日本経済の構造的特質に光をあてる。中小工場の存続を支えたものは何か。

目次

  • 課題と対象
  • 第1部 戦前期大都市の工業化と中小経営(近代日本の都市「小経営」―『東京市市勢調査』を素材として;両大戦間期日本の都市小工業―東京府の場合)
  • 第2部 両大戦間期における新興中小工業の発展(両大戦間期日本の中小工業と国際市場―玩具輸出を事例として;分散型生産組織の新展開―両大戦間期東京の玩具工業)
  • 第3部 戦後の拡大と変容(戦後東京における玩具工業の発展;玩具業界の組織化と協同組合;戦後東京における中小経営の存立構造)
  • 総括と展望

「BOOKデータベース」 より

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