書誌事項

被災物 : モノ語りは増殖する

姜信子 [ほか] 著

かたばみ書房, 2024.2

タイトル別名

被災物 : モノ語りは増殖する

タイトル読み

ヒサイブツ : モノカタリ ワ ゾウショク スル

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注記

その他の著者: 山内宏泰, 志賀理江子, 川島秀一, 山内明美, 東琢磨, 被災物ワークショップ参加者(太田てじょん, 大谷眞砂子, 岡本マサヒロ, 座主果林, 社納葉子, 武地秀実, 畑章夫, 伴戸千雅子, 平井梨絵, 深田純子, 桝郷春美, 渡部八太夫, 横江邦彦, 足立須香, 滝沢厚子)

内容説明・目次

内容説明

気仙沼のリアス・アーク美術館には東日本大震災の「被災物」が展示されている。この展示に触発された著者が大阪で「被災物ワークショップ」を始めると、被災物を見た人々は思わず自らの記憶を語り出した。阪神大震災、幼い日の傷、亡くなった娘のぬいぐるみ、広島の経験…痛みでつながることで、当事者/非当事者の境界を越えて、命と記憶は語りつがれていく。「復興」の物語からはみだす、小さな“モノ語り”の記録。志賀理江子の撮り下ろし写真カラー16頁。

目次

  • 1 終わりと始まり(「被災物に応答せよ」―第三者による記憶の継承という問い;モノ語り集1 ほか)
  • 2 「モノ」語りは増殖する(「被災物」は記憶を解き放つ―記憶のケアとしての「モノ語り」;モノ語り集2 ほか)
  • 3 氾物語―躊躇なく触る(リアス・アーク美術館に眠るもの;土の時間、水の時間―志賀理江子との対話)
  • 4 恵比寿の到来(ナニカが海からやってくる;えべっさま、ようきてくれましたな ほか)
  • 5 新しい祭りへ(南三陸集会+気仙沼への旅;エビスが語りて命をつなぐ)

「BOOKデータベース」 より

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