倫理学原論 : 直感的善悪と学問の憂鬱なすれちがい
著者
書誌事項
倫理学原論 : 直感的善悪と学問の憂鬱なすれちがい
(ちくま新書, 1780)
筑摩書房, 2024.3
- タイトル別名
-
倫理学原論 : 直感的善悪と学問の憂鬱なすれちがい
- タイトル読み
-
リンリガク ゲンロン : チョッカンテキ ゼンアク ト ガクモン ノ ユウウツ ナ スレチガイ
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内容説明・目次
内容説明
本書は、倫理学を学びたい人、社会の多様な出来事に倫理的問題を見出だそうとする人に向けて、倫理的諸問題と倫理学の関係を斜めに解き明かし、倫理学の全体像を描き出す。まず倫理・倫理学とは何かを整理し、倫理学という学問の日本における受容史を解説。さらに、倫理学のもつ根本問題―倫理の実践はどうあるべきか、真の善を目的とした行動に人々を駆り立ててよいのか―を根源から考察。学問としての倫理学が真に目指すべきものと、倫理学的観点の面白さとを伝える。
目次
- 第1章 倫理とは何か(倫理と善;倫理規定;応用倫理;倫理と道徳;倫理的なもの)
- 第2章 倫理学の歴史(西欧の倫理学;わが国の倫理学;学問について;倫理学の今日)
- 第3章 倫理学の根本問題(倫理学は政治なのか?;倫理学は何もできないのか?;倫理学は嘘つきなのか?;倫理学は手段を正当化するのか?;倫理学は善なのか?)
- 第4章 身体の倫理学の基礎づけ(体調と倫理;身体;言説としての倫理;意識の受動性;能動性の経験;思考と身体;習慣;倫理的思考)
「BOOKデータベース」 より