生きるということ : モンテーニュとの対話
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生きるということ : モンテーニュとの対話
みすず書房, 2024.3
- タイトル読み
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イキル ト イウ コト : モンテーニュ トノ タイワ
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内容説明・目次
内容説明
宗教戦争の動乱のただなかにあった16世紀フランスに生き、ギリシア・ローマの思想家の著作を繙きつつ、時代に向き合い、“わたし”という人間の自画像を描いたミシェル・ド・モンテーニュ。そのモンテーニュの『エセー』を枕頭の書としてきた著者は、この文人を「愛すべき人物」と呼ぶ。モンテーニュの言葉を読む愉しさに浸り、『エセー』の言葉を検討し、自分の考えと突き合わせる。人生を振り返りながら、モンテーニュの言葉に立ちもどり、考え直す。“生きるということ”への問いかけの前に立ち、頭の中を去来する日々の泡のような思いをすくい取りながら綴る、随筆/随想(エセー)。
目次
- 忘却への抵抗
- 生き直す試み
- わたしはあらゆる面で、自分の主人でありたい
- 倚りかからず
- 習慣について・ながら族
- 人生の貸しと借り
- 人付き合いについて
- 好奇心は疫病神か
- すぐにページをめくる人間
- 学問―私の愚行について
- 書物との付き合いについて
- 名誉と栄光
- 旅=“脱自己”の喜び
- パリとローマ
- 弱虫人間の覚悟
- 結婚のルール、恋愛のルール、性愛のルール
- 孤独への誘い
- 人間はいかなる動物か
- 静かにこっそりと死ぬ
- 想像力について
- 快楽こそ人生の目的
- 書くことと生きること
「BOOKデータベース」 より