なつかしい本の話
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なつかしい本の話
(ちくま文庫, [え22-1])
筑摩書房, 2024.3
- タイトル読み
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ナツカシイ ホン ノ ハナシ
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注記
単行本: 新潮社 1978年刊
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
「本とは、むしろ存在である」。『アーサー王騎士物語』『モンテ・クリスト伯』『谷崎潤一郎集』…。自身の虚弱さや母との死別といった、堪えがたい現実から幼き著者を解放してくれたのは、病床の枕元に積み上げられた本だった。昭和を代表する文芸評論家が、第二次世界大戦の戦中から戦後の重苦しい空気とともに、本だけが支えであった自身の幼少期から青年期を回想する。
目次
- 大木雄三編『アーサー王騎士物語』
- デュマ『モンテ・クリスト伯』
- 田山花袋『生』
- 『谷崎潤一郎集』1 2
- 高浜虚子『風流懺法』『道』1 2
- 嵯峨の屋おむろ『くされ玉子』ほか
- 落合直文『孝女白菊の歌』
- ゲーテ『若きエルテルの悲み』
- 井伏鱒二『まげもの』
- 伊東静雄『反響』1 2
- ツルゲーネフ『猟人日記』
- ルナール『にんじん』『博物誌』1 2
- コンラッド・エイケン『静かな雪、秘かな雪』1 2
- キャサリン・マンスフィールド『最初の舞踏会』
- 『マンスフィールド作品集』『露西亜三人集』
- チェーホフ『退屈な話』
- ラ・フォンテーヌ『寓話集』
- 『漱石全集』
- 日記から―昭和50年5月12日〜5月24日
「BOOKデータベース」 より