書誌事項

ヘイトスピーチの何が問題なのか : 言語哲学と法哲学の観点から

本多康作, 八重樫徹, 谷岡知美編

法政大学出版局, 2024.3

タイトル別名

Why hate speech matters : perspectives from philosophy of language and philosophy of law

ヘイトスピーチの何が問題なのか : 言語哲学と法哲学の観点から

タイトル読み

ヘイト スピーチ ノ ナニ ガ モンダイ ナノカ : ゲンゴ テツガク ト ホウ テツガク ノ カンテン カラ

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注記

文献: 章末にあり

その他の著者: メアリ・ケイト・マクゴーワン, 池田喬, 堀田義太郎, 萬屋博喜, ロバート・マーク・シンプソン, 川瀬貴之, 永石尚也, 三浦基生, 加藤浩介, 末原隆希, 松原成那

収録内容

  • 序論 : ヘイトスピーチの何が問題なのか / 本多康作 [著]
  • 発話行為を越えて : ヘイトスピーチと規範制定の遍在について / メアリー・ケイト・マクゴーワン [著] ; 谷岡知美訳
  • ヘイトスピーチとマイクロアグレッション : 相違点と共通点 / 池田喬 [著]
  • ヘイトスピーチ・推論主義・社会集団 / 堀田義太郎 [著]
  • 発話の害の構成的説明は因果を気にしなくてもよいのか / 八重樫徹 [著]
  • ヘイトスピーチに対する語用論的アプローチ / 萬屋博喜 [著]
  • 二一世紀における思想の市場 / ロバート・マーク・シンプソン [著] ; 八重樫徹, 谷岡知美訳
  • ヘイトスピーチは罰しうるのか、そもそも罰すべきなのか / ロバート・マーク・シンプソン [著] ; 永石尚也, 本多康作訳
  • 相対主義者は、ヘイトスピーチにどこまで対抗できるのか / 川瀬貴之 [著]
  • オンライン上のヘイトスピーチと法的介入のグラデーション : ソーシャル・メディア・プラットフォームとの協働から / 永石尚也 [著]
  • 表現の自由の(法)哲学的基礎 : Frederick SchauerのFree Speechをてがかりに / 三浦基生 [著]
  • 人間社会における差別に関するエージェントベースシミュレーション / 加藤浩介, 本多康作, 末原隆希 [ほか著]
  • アメリカにおける猥褻表現 : 『吠える』裁判(1957)を中心に / 谷岡知美 [著]

内容説明・目次

内容説明

ヘイトスピーチと差別の本質を究明する。ヘイトスピーチそれ自体の悪さは、話し手の意図にあるのか、言葉それ自体にあるのか、言葉において実行される行為にあるのか、あるいはその行為が惹き起こす結果にあるのか。言語哲学、法哲学、情報学、文学の学際的観点から解明を試みる。

目次

  • 第1部 言語哲学から(発話行為を越えて―ヘイトスピーチと規範制定の遍在について;ヘイトスピーチとマイクロアグレッション―相違点と共通点;ヘイトスピーチ・推論主義・社会集団;発話の害の構成的説明は因果を気にしなくてもよいのか;ヘイトスピーチに対する語用論的アプローチ)
  • 第2部 法哲学から(二一世紀における思想の市場;ヘイトスピーチは罰しうるのか、そもそも罰すべきなのか;相対主義者は、ヘイトスピーチにどこまで対抗できるのか;オンライン上のヘイトスピーチと法的介入のグラデーション―ソーシャル・メディア・プラットフォームとの協働から;表現の自由の(法)哲学的基礎―Frederick SchauerのFree Speechをてがかりに)
  • 第3部 情報学と文学から(人間社会における差別に関するエージェントベースシミュレーション;アメリカにおける猥褻表現―『吠える』裁判(一九五七)を中心に)

「BOOKデータベース」 より

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