ショック・ドクトリン : 惨事便乗型資本主義の正体を暴く

書誌事項

ショック・ドクトリン : 惨事便乗型資本主義の正体を暴く

ナオミ・クライン [著] ; 幾島幸子, 村上由見子訳

(岩波現代文庫, 社会 ; 344)

岩波書店, 2024.3

タイトル別名

The shock doctrine : the rise of disaster capitalism

ショックドクトリン : 惨事便乗型資本主義の正体を暴く

タイトル読み

ショック・ドクトリン : サンジ ビンジョウガタ シホン シュギ ノ ショウタイ オ アバク

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注記

単行本: 岩波書店2011年9月刊

内容説明・目次

内容説明

戦争、津波などの自然災害、政変などの惨事につけこみ、人々が芒然自失している間に過激な経済改革を断行する政策手法、ショック・ドクトリン。独裁政権下のチリ、ソ連崩壊後のロシア、天安門事件後の中国など、世界中を席捲した市場原理主義改革は何をもたらしたのか?綿密かつ豊富な取材に基づき、舌鋒鋭い筆致でその正体を暴き出す。(全二冊)

目次

  • 序章 ブランク・イズ・ビューティフル―三〇年にわたる消去作業と世界の改変
  • 第1部 ふたりのショック博士―研究と開発(ショック博士の拷問実験室―ユーイン・キャメロン、CIA、そして人間の心を消去し、作り変えるための狂気じみた探究;もう一人のショック博士―ミルトン・フリードマンと自由放任実験室の探究)
  • 第2部 最初の実験―産みの苦しみ(ショック状態に投げ込まれた国々―流血の反革命;徹底的な浄化―効果を上げる国家テロ;「まったく無関係」―罪を逃れたイデオローグたち)
  • 第3部 民主主義を生き延びる―法律で作られた爆弾(戦争に救われた鉄の女―サッチャリズムに役立った敵たち;新しいショック博士―独裁政権に取って代わった経済戦争;危機こそ絶好のチャンス―パッケージ化されるショック療法)
  • 第4部 ロスト・イン・トランジション―移行期の混乱に乗じて(「歴史は終わった」のか?―ポーランドの危機、中国の虐殺;鎖につながれた民主主義の誕生―南アフリカの束縛された自由;燃え尽きた幼き民主主義の火―「ピノチェト・オプション」を選択したロシア)

「BOOKデータベース」 より

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