近代日本の陽明学
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近代日本の陽明学
(講談社学術文庫, [2810])
講談社, 2024.3
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キンダイ ニホン ノ ヨウメイガク
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Note
講談社選書メチエ2006年刊の増補, 文庫化
主要参考文献: p275-278
本書関連年表: p293-295
シリーズ番号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
Description
善意に基づく使命感。時としてテロリズムへと人を導いてしまう心性は、陽明学と水戸学が交錯しながらこの国の精神に組み込まれたものであった。大塩平八郎にはじまり、井上哲次郎、三宅雪嶺、新渡戸稲造、そして山川菊栄と三島由紀夫へと至る系譜をたどりながら、日本の近代特有の屈折を読み解かんとする、新鮮にして驚くべき視点による思想史探究。
Table of Contents
- プロローグ 靖国「参観」の記
- エピソード1 大塩中斎―やむにやまれぬ反乱者
- エピソード2 国体論の誕生―水戸から長州へ
- エピソード3 御一新のあと―敗者たちの陽明学
- エピソード4 帝国を支えるもの―カント・武士道・陽明学
- エピソード5 日本精神―観念の暴走
- エピソード6 闘う女、散る男―水戸の残照
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