大人の居酒屋旅
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大人の居酒屋旅
(新潮新書, 1036)
新潮社, 2024.3
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オトナ ノ イザカヤ タビ
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Description and Table of Contents
Description
「呑んだ、食べた、うまかった!」と仲間で騒いだ若い頃の居酒屋巡りももちろん結構。しかし、歳を重ねた身には一人旅こそ快適。あるのは誰気兼ねなく好きに過ごせる時間だけ。口開けまで、と気になった美術館を巡り、名所の碑文・銘文をじっくり眺め、常連ばかりの喫茶店で一休み。そうして土地をより深く知ったのち、これと決めた名店でやる一杯の美味さよ―孤高の居酒屋評論家がたどり着いた居酒屋旅がここに。
Table of Contents
- 白鷺城の昔日の客―姫路「プロレタリア酒場」 湯どうふ
- どっぺり坂の寮生たち―新潟「酒亭 久本」 干しカレイ焼き
- 風になる口笛―盛岡「海ごはん しまか」 どんこ丸焼
- 鋳物の町の大仏―高岡「酒蔵 盛盛」 かぶら寿し
- ふるさとの古書店―松本「きく蔵」 馬刺
- 信濃の国の歌人―松本「満まる」 雑きのこ
- 藤村の青春の碑―仙台「一心」 活きボタン海老
- 弁天島の舞ちゃん音頭―浜松「娯座樓」 生シラス
- 舞子の浜の歌詠み―明石「たなか屋」 煮穴子
- 港都文学の誕生―神戸「ばんぶ」 春キャベツ
- VIKINGの世界―神戸「すぎなか」 甘海老の醤油漬
- けんかえれじいと桃太郎―岡山「小ぐり」 ちんたい貝浜焼き
- 望郷の歌―鳥取「ファルケンシュタイン」 ジャーマンポテト
- 太宰治と珈琲―弘前「土紋」 いがめんち
- 小泉八雲と川端の居酒屋―松江「やまいち」 宍道湖七珍
- 墨堤の桜―浅草「ぬる燗」 メバチ鮪赤身漬け
- 文人をたどる―鎌倉「企久太」 カワハギ
- 清方と鏡花―鎌倉「よしろう」 湯たら
- 母をたずねて―長崎「こいそ」 きびなご
- 偉人の銅像―高知「黒尊」 鰹の塩たたき〔ほか〕
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