ゾンビの美学 : 植民地主義・ジェンダー・ポストヒューマン

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ゾンビの美学 : 植民地主義・ジェンダー・ポストヒューマン

福田安佐子著

人文書院, 2024.3

Other Title

ゾンビの美学 : 植民地主義ジェンダーポストヒューマン

Title Transcription

ゾンビ ノ ビガク : ショクミンチ シュギ ジェンダー ポストヒューマン

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Note

博士論文「ゾンビの美学 : 植民地主義・「人に似たもの」・ポストヒューマニズム 」(京都大学, 2021年提出) を加筆・修正したもの

参考文献: p256-266

Contents of Works

  • 序章
  • 『恐怖城(ホワイト・ゾンビ)』とゾンビの誕生
  • 『私はゾンビと歩いた!』と呪われた人形
  • 近代におけるゾンビ
  • ゾンビ映画におけるヒロインと女ゾンビ
  • 『ワールド・ウォー・Z』における新しいゾンビ
  • 終章

Description and Table of Contents

Description

『恐怖城(ホワイト・ゾンビ)』『私はゾンビと歩いた!』から、ジョージ・A・ロメロを経て『バイオハザード』『ワールド・ウォー・Z』まで、ヴードゥー呪術、噛みつき、ウィルス感染など、多様な原因で人間ならざるものへと変化し、およそ100年にもわたり増殖し続けるゾンビと作品の数々。恐怖の対象として類を見ないその存在に託されたものは何か。本書では、ゾンビの歴史を通覧し、おもに植民地主義、ジェンダー、ポストヒューマニズムの視点から重要作に映るものを仔細に分析する。アガンベンの生権力論を援用し、ゾンビに現代および近未来の人間像をみる力作。

Table of Contents

  • 序章
  • 第1章 『恐怖城(ホワイト・ゾンビ)』とゾンビの誕生
  • 第2章 『私はゾンビと歩いた!』と呪われた人形
  • 第3章 近代におけるゾンビ―グロテスクなものか「人に似たもの」か
  • 第4章 ゾンビ映画におけるヒロインと女ゾンビ
  • 第5章 『ワールド・ウォー・Z』における新しいゾンビ
  • 終章

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