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被災者発の復興論 : 3・11以後の当事者排除を超えて

山下祐介, 横山智樹編

岩波書店, 2024.3

タイトル別名

被災者発の復興論 : 311以後の当事者排除を超えて

タイトル読み

ヒサイシャハツ ノ フッコウロン : 3・11 イゴ ノ トウジシャ ハイジョ オ コエテ

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注記

執筆: 阿部晃成, 市村高志, 三浦友幸, 宮本楓美子, 成田凌

主要参考文献: 巻末1-5p

収録内容

  • 復興の主体は誰か / 横山智樹, 阿部晃成, 市村高志 ほか 著
  • 福島発の「復興論」がもたらした当事者排除 / 宮本楓美子 著
  • 政府の復興政策の変容をみる / 横山智樹, 山下祐介 著
  • 地域の未来を支えるのは誰か / 成田凌, 横山智樹 著
  • 故郷としての被災地に関わる / 横山智樹, 市村高志, 阿部晃成 ほか 著
  • 当事者と復興 / 山下祐介, 阿部晃成, 三浦友幸 ほか 述
  • 復興における当事者性について / 山下祐介 著

内容説明・目次

内容説明

被災者らの声を排し、行政主導の公共事業によって変質した地域―。はたして、これが「復興」と呼べるのだろうか。被災当事者である執筆者らは、コミュニティの維持や故郷の再生に向け、3・11以降、活動と研究を重ねた。被災者不在の復興の実態や要因を問い直し、いま自分たちの言葉で、あるべき地域の未来を構想する。

目次

  • 第1部 被災者が排除される復興の現実(復興の主体は誰か―被災各地の「復興」を振り返る;福島発の「復興論」がもたらした当事者排除―三つの論から;政府の復興政策の変容をみる―置き去りにされた被災当事者)
  • 第2部 復興と「戻る」こと(地域の未来を支えるのは誰か―地域と人を結ぶ力;故郷としての被災地に関わる―富岡・南相馬・雄勝で被災した若者たちの現在)
  • 第3部 被災者のための復興を構想する(当事者と復興―被災者発の復興論へ(座談会);復興における当事者性について)

「BOOKデータベース」 より

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