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カント実践理性批判

御子柴善之著

(角川選書, 1008 . シリーズ・世界の思想||シリーズ・セカイ ノ シソウ)

KADOKAWA, 2024.3

タイトル別名

実践理性批判 : カント

シリーズ世界の思想

タイトル読み

カント ジッセン リセイ ヒハン

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注記

カント略年譜: p[400]-[401]

事項索引: p402-406

人名索引: p407

内容説明・目次

内容説明

人間には、道徳に根拠を与える能力があるか?カントは、人の内面のあり方に基づいて行為の道徳的判断を語る。自分や他人の行為の根拠を、外側から観察して見極めることはできない。しかし、その行為を(実践する)という観点を取るなら、行為者の内面にアプローチできるかもしれない―。『純粋理性批判』『判断力批判』と並び三批判書と称される主著『実践理性批判』を、著者新訳本文の抜粋と丁寧な解説で読み解く入門書の決定版。

目次

  • 第1章 闘うカント―序文から
  • 第2章 「実践理性の批判」という構想―緒論から
  • 第3章 純粋実践理性の根本法則に向けて―§1から§4
  • 第4章 純粋実践理性の根本法則の提示―§5から§7
  • 第5章 自律とはどういうことか―§8
  • 第6章 自由のリアリティに向けて
  • 第7章 実践的使用における純粋理性の権能
  • 第8章 善悪とは何か
  • 第9章 自由な行為の全体像
  • 第10章 道徳的行為の動機
  • 第11章 批判的観念論と自由
  • 第12章 純粋実践理性の弁証論について
  • 第13章 実践理性の二律背反とその解決
  • 第14章 純粋実践理性の優位
  • 第15章 純粋で実践的な理性信仰
  • 第16章 純粋実践理性の方法論
  • 第17章 結語

「BOOKデータベース」 より

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