頭上運搬を追って : 失われゆく身体技法
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頭上運搬を追って : 失われゆく身体技法
(光文社新書, 1303)
光文社, 2024.3
- タイトル読み
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ズジョウ ウンパン オ オッテ : ウシナワレユク シンタイ ギホウ
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内容説明・目次
内容説明
今の日本では、ほぼ失われつつある身体技法「頭上運搬」。かつては日本各地で行なわれており、高齢の方の中にはその記憶をとどめている人もいる。経験した方は、「誰でもできた」「やろうと思えばできる」と言う。しかし、他の身体技法や知恵と呼ばれるものと同様、その経験が三世代も途切れると、後の世代には想像もつかないものとなる。ある身体技法ができる、ということはどういうことか。なぜできるようになるのか、なぜできなくなるのか。それをしていた頃としなくなってからの、自らの身体への理解や意識に差はあるのか。本書では、沖縄や伊豆諸島をはじめ日本各地や海外に頭上運搬の記憶と痕跡を訪ねる。話題は生活と労働を支えていた身体技法へと広がる。
目次
- 1 失われゆく身体技法(三世代―知恵は見事に消える;「意識」する;アフリカ研究者たち ほか)
- 2 頭上運搬の記憶をたずねて(昔々あるところに…;箱枕とインボンジリ;ついぼ ほか)
- 3 生活と労働を支えた身体性(「センター」は体のどこに?―頭上運搬の美しさの秘密;生活を支える身体の使い方、生活を支える運動;敬意と頭上運搬―高く、美しく運ぶやり方 ほか)
「BOOKデータベース」 より