ヒポクラテスの悲嘆

Bibliographic Information

ヒポクラテスの悲嘆

中山七里著

祥伝社, 2024.3

Other Title

The Hippocratic grief

Title Transcription

ヒポクラテス ノ ヒタン

Available at  / 10 libraries

Description and Table of Contents

Description

家族はどこで一線を越えてしまったのか。浦和医大法医学教室に餓死した遺体が運び込まれた。亡くなったのは40歳の独身女性で、死後3週間が経っていた。まだ4月だというのに埼玉で見つかった4体目のミイラ化死体だ。埼玉県警の古手川によると、女性は大学受験に失敗して以来20年以上引きこもっていたという。同居していた70代の両親は先行きを案じ、何とか更生させようと民間の自立支援団体を頼ったが、娘は激昂し食事も摂らなかったらしい。彼女はなぜ餓死を選んだのか?それとも親が嘘を?だが、解剖を行った光崎教授は、空っぽであるはずの胃から意外なものを見つけると―。引きこもりを抱えた家族を襲う悲劇。彼らは被害者か、それとも―。光崎教授が抉り出す、深い闇とは?

by "BOOK database"

Details

  • NCID
    BD0616153X
  • ISBN
    • 9784396636609
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    301p
  • Size
    20cm
  • Classification
Page Top