量子力学の100年
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量子力学の100年
青土社, 2024.3
- タイトル読み
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リョウシ リキガク ノ 100ネン
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注記
「現代思想」誌に2022年11月から2023年11月までの間の12回にわたる連載で掲載された論考に加筆したもの
内容説明・目次
内容説明
ユネスコは2025年に量子力学百年を記念する取り組みを行うことを決議した。誕生から1世紀。「合意のないまま」いまやあらゆる場所に量子力学は存在する。自らの目で見てきた第一人者が、その不思議と魅力に迫る。
目次
- 新「量子」の意味を問う―「けいはんな哲学カフェ ゲーテの会」と大澤真幸
- クラウザーはなぜ排除されたのか?―隠れた変数と量子もつれ
- 存在の「非局所性」と量子情報―「恥じらい」の実在論
- 思想で乗り切った量子力学誕生劇―コペンハーゲン解釈の思想
- 量子力学の観測者に見るマッハ残照―アインシュタインとマッハの四つの時期
- 量子情報の前哨戦―「世紀転換期」のウィーンとプランクのマッハ批判
- エントロピーと主体の参加―エディントンの二種類の法則
- 「真の」理論と「良い」理論―概念の「粒度」と個物
- 量子力学が哲学だった時代―西田父子と湯川秀樹
- シュレーディンガーのラストメッセージ―「ウィグナーの友人」とQBism
- 因果律のキャリアーとしての実体―ヒューム人間知性論とマッハの力学批判
- 量子力学に見る科学と鑑賞―ポスト・「サイエンス・ウォー」の風景
「BOOKデータベース」 より