死の神話学
著者
書誌事項
死の神話学
(神話叢書 = Mythology series)
晶文社, 2024.3
- タイトル別名
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Mythology of death
- タイトル読み
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シ ノ シンワガク
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注記
参考文献あり
収録内容
- 『テリピヌ神話』にみるヒッタイト時代アナトリアの「死」の世界 / 山本孟著
- 古代エジプトにおける死後の復活再生と神々の協働 / 田澤恵子著
- 聖書は死の起源についての神話を語るのか? : ヘブライ語聖書「原初史」を中心にして / 岩嵜大悟著
- 雲南少数民族の死の起源神話 / 斧原孝守著
- 最初の死 : 古代チベット土着宗教儀礼説話に見る死の起源 / 石川巌著
- 不死なる神ヴィシュヌの化身神話 : 人獅子と魔物の物語 / 大木舞著
- 中世南アジアのスーフィズムにおける「死」と「死者」 / 二宮文子著
- 生と死のはざまを「生きる」 : 現代イランの「殉教者の奇跡」 / 黒田賢治著
- インドネシア : 死と天界と生まれ変わり / 内海敦子著
- アボリジニの死の概念と神話 : 北東アーネムランドのソングライン / 窪田幸子著
- 死すべき人間と不死の神々 : 古代ギリシアの聖なる食物と飲料 / 松村一男著
- 『ドイツ伝説集』「死の伝説」「生の伝説」をめぐる<神話的な死> / 植朗子著
- メソアメリカの《死と生の旅》の神話 : 16世紀メキシコの史料『第2クアウティンチャン絵図』より / 岩崎賢著
- 北米先住民宗教における死の神話 / 木村武史著
内容説明・目次
内容説明
本論集においては従来、神話研究において中心だった「死の起源神話」という問題だけでなく、「死」を広いテーマとしてとらえ、死の神話・死の象徴に関わる多様な表象を分析していく。通常あまり触れることのない地域の神話・伝承を仔細にわたり取り上げつつ、現代に関係する事象とも向き合うことで、われわれが持つ「死の観念」「死のルーツ」を明らかにする。
目次
- 第1章 『テリピヌ神話』にみるヒッタイト時代アナトリアの「死」の世界(山本孟)
- 第2章 古代エジプトにおける死後の復活再生と神々の協働(田澤恵子)
- 第3章 聖書は死の起源についての神話を語るのか?―ヘブライ語聖書「原初史」を中心にして(岩嵜大悟)
- 第4章 雲南少数民族の死の起源神話―月蝕・脱皮・葬礼(斧原孝守)
- 第5章 最初の死―古代チベット土着宗教儀礼説話に見る死の起源(石川巌)
- 第6章 不死なる神ヴィシュヌの化身神話―人獅子と魔物の物語(大木舞)
- 第7章 中世南アジアのスーフィズムにおける「死」と「死者」(二宮文子)
- 第8章 生と死のはざまを「生きる」―現代イランの「殉教者の奇跡」(黒田賢治)
- 第9章 インドネシア―死と天界と生まれ変わり(内海敦子)
- 第10章 アボリジニの死の概念と神話―北東アーネムランドのソングライン(窪田幸子)
- 第11章 死すべき人間と不死の神々―古代ギリシアの聖なる食物と飲料(松村一男)
- 第12章 『ドイツ伝説集』「死の伝説」「生の伝説」をめぐる“神話的な死”(植朗子)
- 第13章 メソアメリカの“死と生の旅”の神話―一六世紀メキシコの史料『第二クアウティンチャン絵図』より(岩崎賢)
- 第14章 北米先住民宗教における死の神話(木村武史)
「BOOKデータベース」 より