子どもの「逆境」を救え : ACE(小児期逆境体験)を乗り越える科学とケア

書誌事項

子どもの「逆境」を救え : ACE(小児期逆境体験)を乗り越える科学とケア

若林巴子著

日本評論社, 2024.3

タイトル別名

Standing up to an adverse world : the science and care for building children's resilience

子どもの逆境を救え : ACE小児期逆境体験を乗り越える科学とケア

タイトル読み

コドモ ノ「ギャッキョウ」オ スクエ : ACE(ショウニキ ギャッキョウ タイケン)オ ノリコエル カガク ト ケア

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注記

引用文献: p176-187

内容説明・目次

内容説明

虐待、ネグレクト、貧困、いじめ、差別、災害…子ども期の逆境体験(ACE)は、後の人生に大きな負の影響を与える。一方で、質の高い幼児教育やレジリエンスを育む環境は、保護要因として、ACEの悪影響を緩和する。本書では、ACEの実態やメカニズムに加え、困難を乗り越えるために私たちにできることを、事例とともに紹介する。

目次

  • 第1章 ACEと小児期のトラウマ(逆境体験とACE研究;児童虐待とネグレクト ほか)
  • 第2章 ACEはいかに人生に影響するか―そのメカニズムと保護要因(脳科学(N for Neuroscience);エピジェネティクス(E for Epigenetics) ほか)
  • 第3章 レジリエンスを育む―質の高い幼児教育とは(ポンティアックの子どもの環境;「質の高い幼児教育」の定義 ほか)
  • 第4章 ペリー就学前プロジェクトとハイスコープ・カリキュラム(先行研究からみえる「教育の質」の要素;ペリー就学前プロジェクトでわかったこと ほか)
  • 第5章 ACEを超えて―思春期・青年期にできること(知ることが予防や治療につながる;ポンティアック・レジリエンス計画 ほか)
  • 付録

「BOOKデータベース」 より

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