書誌事項

語りの場からの学問創成 : 当事者、ケア、コミュニティ

嶺重慎 [ほか] 編

京都大学学術出版会, 2024.3

タイトル別名

語りの場からの学問創成 : 当事者ケアコミュニティ

タイトル読み

カタリ ノ バ カラノ ガクモン ソウセイ : トウジシャ ケア コミュニティ

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注記

その他の編者: 熊谷晋一郎, 村田淳, 安井絢子

協力: 京都大学学生総合支援機構

参考文献あり

収録内容

  • 当事者研究 / 熊谷晋一郎 [執筆]
  • ケアの倫理 / 安井絢子 [執筆]
  • 対談 当事者研究とケアの倫理 / 熊谷晋一郎, 安井絢子 [述]
  • 痛みのある人生を生きる / 重光喬之 [執筆]
  • 「障害」について考えることの学問的楽しさ / なっつ [執筆]
  • 仲間・自己・責任 / 綾屋紗月 [執筆]
  • 関係性とことば / 上岡陽江, さち [述]
  • 障害のある人のナラティヴから見えてくるもの / 瀬戸山陽子 [執筆]
  • 精神障害者の当事者研究 / 山根耕平 [執筆]
  • 自立生活,その後試論 / 油田優衣 [執筆]
  • フォーラムを俯瞰する / 嶺重慎, 村田淳, 塩瀬隆之 [執筆]
  • フォーラムの運営 / 村田淳 [執筆]
  • 語りの場からの学問創成 / 嶺重慎 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

数値化・普遍化に傾注する従来の学問のみでは、弱くゆらぎやすい私たちの「生」をとらえることはできない。これを打開する鍵が、多様な困り事を抱えたひとびとの「声にならない“声”」の中にある。障害・依存症・難病の当事者の「語りの場」から、学問が「生に対する意義」を回復するための挑戦。

目次

  • 第1部 「当事者の語り」と学問の融合を目指して(当事者研究:知と倫理;ケアの倫理:中動態に基づく意思決定モデルと「言葉のバリアフリー化」;対談 当事者研究とケアの倫理:その響き合うところ)
  • 第2部 当事者による語りと学問創成の可能性(痛みのある人生を生きる:社会と繋がるための私の試行錯誤;「障害」について考えることの学問的楽しさ:京大バリアフリーフォーラムに参加して;仲間・自己・責任:自己権利擁護の前提条件についての覚書;関係性とことば;障害のある人のナラティヴから見えてくるもの:当事者の語りデータベースを通じて考える;精神障害者の当事者研究;自立生活、その後試論)
  • 第3部 バリアフリーフォーラムという学問創成の場(フォーラムを俯瞰する;フォーラムの運営:事務局の対応)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD06300104
  • ISBN
    • 9784814005260
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    vi, 264p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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