語りの場からの学問創成 : 当事者、ケア、コミュニティ
著者
書誌事項
語りの場からの学問創成 : 当事者、ケア、コミュニティ
京都大学学術出版会, 2024.3
- タイトル別名
-
語りの場からの学問創成 : 当事者ケアコミュニティ
- タイトル読み
-
カタリ ノ バ カラノ ガクモン ソウセイ : トウジシャ ケア コミュニティ
大学図書館所蔵 件 / 全76件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
その他の編者: 熊谷晋一郎, 村田淳, 安井絢子
協力: 京都大学学生総合支援機構
参考文献あり
収録内容
- 当事者研究 / 熊谷晋一郎 [執筆]
- ケアの倫理 / 安井絢子 [執筆]
- 対談 当事者研究とケアの倫理 / 熊谷晋一郎, 安井絢子 [述]
- 痛みのある人生を生きる / 重光喬之 [執筆]
- 「障害」について考えることの学問的楽しさ / なっつ [執筆]
- 仲間・自己・責任 / 綾屋紗月 [執筆]
- 関係性とことば / 上岡陽江, さち [述]
- 障害のある人のナラティヴから見えてくるもの / 瀬戸山陽子 [執筆]
- 精神障害者の当事者研究 / 山根耕平 [執筆]
- 自立生活,その後試論 / 油田優衣 [執筆]
- フォーラムを俯瞰する / 嶺重慎, 村田淳, 塩瀬隆之 [執筆]
- フォーラムの運営 / 村田淳 [執筆]
- 語りの場からの学問創成 / 嶺重慎 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
数値化・普遍化に傾注する従来の学問のみでは、弱くゆらぎやすい私たちの「生」をとらえることはできない。これを打開する鍵が、多様な困り事を抱えたひとびとの「声にならない“声”」の中にある。障害・依存症・難病の当事者の「語りの場」から、学問が「生に対する意義」を回復するための挑戦。
目次
- 第1部 「当事者の語り」と学問の融合を目指して(当事者研究:知と倫理;ケアの倫理:中動態に基づく意思決定モデルと「言葉のバリアフリー化」;対談 当事者研究とケアの倫理:その響き合うところ)
- 第2部 当事者による語りと学問創成の可能性(痛みのある人生を生きる:社会と繋がるための私の試行錯誤;「障害」について考えることの学問的楽しさ:京大バリアフリーフォーラムに参加して;仲間・自己・責任:自己権利擁護の前提条件についての覚書;関係性とことば;障害のある人のナラティヴから見えてくるもの:当事者の語りデータベースを通じて考える;精神障害者の当事者研究;自立生活、その後試論)
- 第3部 バリアフリーフォーラムという学問創成の場(フォーラムを俯瞰する;フォーラムの運営:事務局の対応)
「BOOKデータベース」 より