心と現実 : 私と世界をつなぐプロジェクションの認知科学
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書誌事項
心と現実 : 私と世界をつなぐプロジェクションの認知科学
(幻冬舎新書, 722,
幻冬舎, 2024.3
- タイトル読み
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ココロ ト ゲンジツ : ワタクシ ト セカイ オ ツナグ プロジェクション ノ ニンチ カガク
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注記
叢書番号「す-10-1」はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
なぜある人にとっては何の変哲もないモノが、別のある人には感情を揺さぶる特別な存在になるのか。なぜパントマイムでは、壁や障害物が実際にあるかのように見えるのか。これらの問題に答えるのが、「プロジェクション(投射)」の認知科学だ。世界を見る時、私たちは、心で生成されるイメージを、無意識のうちに現実の存在に投射し、重ね合わせている。この、心と現実の世界をつなげる「プロジェクション」の概念が、今、人間の心をめぐる数々の謎を解き明かしつつある。最新の研究成果から人間の本質に迫る、知的興奮の一冊。
目次
- 第1章 これまでの認知科学(心とは何か;第二世代までの認知科学の限界 ほか)
- 第2章 プロジェクションとは何か(プロジェクティッド・リアリティ;偽物の手を自分の手だと思い込む ほか)
- 第3章 自己と身体(二種類の自己の在り方;ミニマルセルフ:遊離する自己と身体 ほか)
- 第4章 意味に彩られた「モノ」(あらゆるモノは複雑な意味を持つ;カレーを食べるときにトイレの話をしたくない理由 ほか)
- 第5章 認知科学で進化の秘密に迫る(進化についてのおさらい;三元ニッチ構築という考え ほか)
「BOOKデータベース」 より