フランス知と戦後日本 : 対比思想史の試み

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フランス知と戦後日本 : 対比思想史の試み

宇野重規, 伊達聖伸, 高山裕二編

白水社, 2024.4

Title Transcription

フランスチ ト センゴ ニホン : タイヒ シソウシ ノ ココロミ

Available at  / 73 libraries

Note

編者「高山」の「高」は「梯子高 (はしごだか) 」の置き換え

文献: 各章末

Contents of Works

  • 鼎談 覇権の記憶から危機の時代へ / 宇野重規, 伊達聖伸, 高山裕二述
  • 戦後憲法学における「フランス的契機」/ 宇野重規著
  • 革命二〇〇周年とフランス史研究 / 長井伸仁著
  • 「社会的デモクラシー」の行方 / 永見瑞木著
  • 加藤周一とフランス / 片岡大右著
  • ある「転向」知識人との対話 / 杉本隆司著
  • 敗北の文学 / 川上洋平著
  • 〈ドゴール〉の影 / 高山裕二著
  • 二つの「私」の歴史学 / 中村督著
  • ルソー的フランスからヴォルテール的フランスを経てジョレス的フランスへ / 伊達聖伸著

Description and Table of Contents

Description

なぜ、あれほど読まれたのか？フランス文学に革命史研究、戦後知識人の明暗、そして６８年と８９年の記憶。戦後をフランス知というレンズで捉え直す異色のブックガイド。

Table of Contents

  • 鼎談　覇権の記憶から危機の時代へ
  • １　八九年という“磁場”（戦後憲法学における「フランス的契機」―樋口陽一の研究を中心に；革命二〇〇周年とフランス史研究―柴田三千雄『フランス革命』（一九八九年）をめぐって；「社会的デモクラシー」の行方―遅塚忠躬『ロベスピエールとドリヴィエ―フランス革命の世界史的位置』再読）
  • ２　「戦後」知識人の肖像（加藤周一とフランス―『羊の歌』を導きの糸として；ある「転向」知識人との対話―清水幾太郎『オーギュスト・コント』の戦略；敗北の文学―福田和也『奇妙な廃墟』）
  • ３　一九六八年とその後（“ドゴール”の影―戦後日仏のボナパルティズム論をめぐって；二つの「私」の歴史学―『パリ五月革命私論―転換点としての６８年』をめぐって；ルソー的フランスからヴォルテール的フランスを経てジョレス的フランスへ）

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