シモーヌ・ヴェイユ
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シモーヌ・ヴェイユ
(岩波現代文庫, 学術 ; 477)
岩波書店, 2024.4
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シモーヌヴェイユ
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シモーヌ・ヴェイユ
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Note
原本: 岩波書店2002年12月刊
底本: 岩波書店2012年10月刊(岩波人文書セレクション)
関連年表: p334-343
文献一覧: 巻末p13-22
シモーヌ・ヴェイユ著作解題: 巻末p23-26
事項索引: 巻末p1-9
人名索引: 巻末p10-12
Description and Table of Contents
Description
シモーヌ・ヴェイユの三四年の生涯は「地表に蔓延する不幸」との闘いであった。権威や甘言を自在に駆使する“巨獣”から思想の純粋さを守るため、いかなる集団への帰属も拒み、工場に、戦地に飛び込み、社会の周縁にとどまることを欲した。本書は、激動の時代を駆けぬけた哲学者の比類なき誠実さと、原動力となった清冽な知性の軌跡をたどる試みである。『重力と恩寵』ほか、主要著作の訳者が膨大なテクストを渉猟し完成させた、ヴェイユ研究の決定版。
Table of Contents
- 序章 家族・師・独立―パリ(一九〇九‐三一年)
- 第1章 全体主義と革命幻想―パリ/ベルリン(一九三〇‐三三年)
- 第2章 「遺書」としての「自由と社会的抑圧」―パリ(一九三四年)
- 第3章 教室・工場・戦場のはざまで―パリ/バルセロナ(一九三四‐三六年)
- 第4章 大戦への序曲―ヴェネツィア(一九三七‐三八年)
- 第5章 不幸と注意力―ポルトガル/アッシジ/ソレーム(一九三五‐四〇年)
- 第6章 政治の空白と思索の充溢―ヴィシー/マルセイユ(一九四〇‐四二年)
- 第7章 大戦と戦後のはざまで―ニューヨーク(一九四二年)
- 第8章 政治理論と神秘神学―ロンドン(一九四二‐四三年)
- 第9章 根こぎと根づきの弁証法―ロンドン(一九四三年)
- 終章 最後の使信―ロンドン〜アシュフォード(一九四三年)
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