十九世紀小説の誕生 : ディケンズ前期小説におけるジャンルの変容
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十九世紀小説の誕生 : ディケンズ前期小説におけるジャンルの変容
春風社, 2024.3
- タイトル別名
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十九世紀小説の誕生 : ディケンズ前期小説におけるジャンルの変容
- タイトル読み
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ジュウキュウセイキ ショウセツ ノ タンジョウ : ディケンズ ゼンキ ショウセツ ニオケル ジャンル ノ ヘンヨウ
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注記
参考文献: 巻末pxii-xxiv
内容説明・目次
内容説明
ジャーナリズム、イラストレーション、ピカレスク、メロドラマ―多様なジャンルを経て、独自のリアリズムへ。19世紀的都市型作家ディケンズはどのように生まれたのか?『ボズのスケッチ』から『バーナビー・ラッジ』に至る前期小説6編におけるジャンル、モチーフの変容に着目し、作家的発展の軌跡をたどる。
目次
- 序章 小説というジャンル
- 第1章 ジャーナリストから小説家へ―『ボズのスケッチ』の構成をめぐって
- 第2章 挿絵との交渉―『ピクウィック・ペイパーズ』における小説家の位置
- 第3章 境界線を引く―『オリヴァー・トゥイスト』におけるリアリズムの探求
- 第4章 新たな創作の形を求めて―『ニコラス・ニクルビー』におけるジャンルの変容
- 第5章 都市型作家の誕生―『骨董屋』に見るディケンズの自己形成
- 第6章 せめぎ合う言葉―『バーナビー・ラッジ』における謎の創出
- 第7章 現実と想像の間―ディケンズと群衆
- 第8章 ロンドンの胃袋―ディケンズと市場
- 終章 ジャーナリストから都市型作家へ
「BOOKデータベース」 より