漂泊者の身体 : ポール・リクールで読み解く西行・芭蕉・放哉
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漂泊者の身体 : ポール・リクールで読み解く西行・芭蕉・放哉
彩流社, 2024.4
- タイトル別名
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漂泊者の身体 : ポールリクールで読み解く西行芭蕉放哉
- タイトル読み
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ヒョウハクシャ ノ シンタイ : ポール・リクール デ ヨミトク サイギョウ・バショウ・ホウサイ
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注記
参考文献: p327-330
内容説明・目次
内容説明
漂泊者は家や故郷を捨て、妻子とも別れ風狂の声に誘われる。「ここは私の生きる場所ではない」とする彼らの意志的なものは、どこまで自由で、どこまで不自由なのか。リクールの主著『意志的なものと非意志的なもの』を手掛かりに漂泊者文学の実像とその時代的な意味とを検証する。
目次
- 第1章 漂泊者の身体、あるいは自由ということ(序論(ポール・リクール『意志的なものと非意志的なもの』による);漂泊を決意すること;ためらうこと ほか)
- 第2章 漂泊者はどこから来たのか―漂泊思想の血脈(中国大陸古代における無用者;仏教および老荘思想の変容;日本中世における表現論的な格闘;風狂としての禅宗 そして芭蕉)
- 第3章 漂泊者は何から逃れ、何処へ向かうのか―都市・経済・貨幣(都市とはどのようなものか;アルカディア または都市を離脱する者たち;漂泊思想の中世的展開;初期的な資本主義 すなわち貨幣経済;漂泊者のゆくえ)
「BOOKデータベース」 より