雑草と日本人 : 植物・農・自然から見た日本文化
著者
書誌事項
雑草と日本人 : 植物・農・自然から見た日本文化
(草思社文庫, [い5-4])
草思社, 2024.4
- タイトル別名
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雑草が教えてくれた日本文化史 : したたかな民族性の由来
雑草と日本人 : 植物農自然から見た日本文化
- タイトル読み
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ザッソウ ト ニホンジン : ショクブツ・ノウ・シゼン カラ ミタ ニホン ブンカ
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注記
「雑草が教えてくれた日本文化史 : したたかな民族性の由来」(エイアンドエフ 2017年刊)の改題、加筆修正
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
雨が多く高温多湿な日本では、農作物がよく育つ一方、雑草の繁殖も著しく、先人たちは常に草取りに励まねばならなかった。また、自然や生き物の豊かさは時に脅威ともなり、豪雨、洪水などの自然災害や害虫被害をもたらしてきた。古来、日本人は豊かな自然とどう向き合ってきたのか?その歴史から日本人固有の心性を浮き彫りにするユニークな日本文化論。
目次
- 第1章 植物にも仏性を感じてきた日本人(西洋と日本でこれほど違う「雑草観」;イネ科植物の進化と文明;日本の自然には神が宿る―恵みと脅威の源泉 ほか)
- 第2章 農と自然が育んだ日本人気質(世界の農地荒廃と日本の田んぼのすごさ;日本と西洋の「植物分類学」の違い;雑草を悪とみる西洋人、雑草を活かす日本人 ほか)
- 第3章 雑草のように、しなやかに(雑草が持つ「弱さという強さ」;逆境こそ雑草の生きる道;雑草の「戦わない戦略」 ほか)
「BOOKデータベース」 より