グレーバー+ウェングロウ『万物の黎明』を読む : 人類史と文明の新たなヴィジョン

書誌事項

グレーバー+ウェングロウ『万物の黎明』を読む : 人類史と文明の新たなヴィジョン

酒井隆史責任編集

河出書房新社, 2024.4

タイトル別名

グレーバーウェングロウ万物の黎明を読む : 人類史と文明の新たなヴィジョン

タイトル読み

グレーバー ウェングロウ バンブツ ノ レイメイ オ ヨム : ジンルイシ ト ブンメイ ノ アラタ ナ ヴィジョン

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注記

参考・引用文献あり

収録内容

  • グレーバーと『万物の黎明』について知っている、5、6のことがら / 酒井隆史 述
  • 原初的自由 / デヴィッド・ウェングロウ ほか 述 ; 酒井隆史 訳
  • 史遊び / ダニエル・ゾラ 著 ; 今政肇 訳
  • 黎明の閃光 / サイモン・ウー 著 ; 今政肇 訳
  • 狩猟民の知的能力の高さに憧れる私はバカなのだろうか / 角幡唯介 著
  • まあるいピトビトは泥団子の何万年 / 鳥居万由実 著
  • なんというアブダクション!なんというファビュラシオン! / 白石嘉治 著
  • アメリカの小父さん / 早助よう子 著
  • ポスト人新世の芸術における想像力と創造性 / 山本浩貴 著
  • 『価値論』から『万物の黎明』まで / 藤倉達郎 著
  • 未来の空 / 大村敬一 著
  • グレーバーの人類学が残したもの / 松村圭一郎 著
  • 自由と歓待 / 佐久間寛 著
  • 考古学にとっての『万物の黎明』、その接続・影響・未来 / 溝口孝司, 瀬川拓郎, 小茄子川歩 ほか 述
  • 『万物の黎明』を少しだけ読み換える / 溝口孝司 著
  • 王・奴隷・バッファ / 瀬川拓郎 著
  • 「文明」論としての『万物の黎明』 / 小茄子川歩 著
  • 『万物の黎明』から新しい哲学がはじまる / 近藤和敬, 森元斎, 酒井隆史 述 ; 早助よう子 司会
  • 物語からくつがえす / 阿部小涼 著
  • 不定称の思想史と歴史的アナルケーイズム / 李珍景 著 ; 影本剛 訳
  • 出来事への想像力を奪回するために / 山下雄大 著

内容説明・目次

内容説明

世界的ベストセラー『万物の黎明』は何が革新的なのか?考古学・人類史・哲学などの気鋭が読み解きともに新たな世界の扉を開く。

目次

  • 酒井隆史 グレーバーと『万物の黎明』について知っている、5、6のことがら
  • インタビュー(デヴィッド・ウェングロウ 酒井隆史訳 原初的自由)
  • 書評(ダニエル・ゾラ 今政肇訳 史遊び―『万物の黎明』の一書評;サイモン・ウー 今政肇訳 黎明の閃光―デヴィッド・グレーバーとデヴィッド・ウェングロウの人類新史)
  • エッセイ・詩(角幡唯介―狩猟民の知的能力の高さに憧れる私はバカなのだろうか;鳥居万由実―まあるいピトビトは泥団子の何万年;白石嘉治―なんというアブダクション!なんというファビュラシオン!;早助よう子―アメリカの小父さん;山本浩貴―ポスト人新世の芸術における想像力と創造性)
  • 人類学から(藤倉達郎 『価値観』から『万物の黎明』まで―社会創造の自由;大村敬一 未来の空―多様性の苗床になるための人類学;松村圭一郎 グレーバーの人類学が残したもの;佐久間寛 自由と歓待―文化人類学的探究)
  • 考古学から(溝口孝司+瀬川拓郎+小茄子川歩+酒井隆史 考古学にとっての『万物の黎明』、その接続・影響・未来;溝口孝司 『万物の黎明』を少しだけ読み換える―“サピエンス”が“ハイアラーキクス”になってしまったことの(非必然的)条件;瀬川拓郎 王・奴隷・バッファ―アイヌ社会における抑圧と友愛の歴史;小茄子川歩 「文明」論としての『万物の黎明』)
  • 哲学・政治から(近藤和敬+森元斎+酒井隆史+早助よう子(司会) 『万物の黎明』から新しい哲学がはじまる;阿部小涼 物語からくつがえす―『万物の黎明』が拓く可能性;李珍景 影本剛訳 不定称の思想史と歴史的アナルケーイズム;山下雄大 出来事への想像力を奪回するために―『万物の黎明』と(反)革命の社会理論)

「BOOKデータベース」 より

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