「川の字」文化の深層心理学 : 親子の添い寝と「見るなの禁止」

書誌事項

「川の字」文化の深層心理学 : 親子の添い寝と「見るなの禁止」

北山修, 荻本快編

岩波書店, 2024.4

タイトル別名

川の字文化の深層心理学 : 親子の添い寝と見るなの禁止

タイトル読み

カワ ノ ジ ブンカ ノ シンソウ シンリガク : オヤコ ノ ソイネ ト ミルナ ノ キンシ

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注記

参考文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

両親の性行為を目撃することが神経症の原因になるとフロイトは分析した。親子が共に寝るのが一般的な日本においては、子どもがそこに巻き込まれやすい。では、こうした「川の字」寝の文化は、子どもの心や夫婦・親子関係にどんな影響を与えているのか。臨床現場の知見、春画や説話などの文化表象から広く読み解く。

目次

  • 第1部 「川の字」文化と心の問題―臨床現場からみる(人間であり、動物であり―劇的観点からみる;「川の字」あるいは添い寝文化を通してみた、両親のつながり;臨床におけるカウチと「川の字」の空想;「川の字」文化を生きる―インド・コルカタの経験から)
  • 第2部 「川の字」文化から臨床を問い直す―女性と精神分析(母と身体―「はぐくみ」という柔らかい禁止;三角関係の中の女性のこころ;居場所がない―母親であることの孤立と精神分析のワスレモノ;「先生転移」に覆われた「甘え」―「見るなの禁止」に隠された愛情への強い渇望)
  • 第3部 「川の字」文化と私たちとの間に―歴史から考える(「川の字」文化にみる日本の性と育児―江戸、そして現代)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD06652418
  • ISBN
    • 9784000616379
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xi, 231, 3p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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