縫い目のほつれた世界 : 小氷期から現代の気候変動にいたる文明の歴史
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書誌事項
縫い目のほつれた世界 : 小氷期から現代の気候変動にいたる文明の歴史
法政大学出版局, 2024.4
- タイトル別名
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Die Welt aus den Angeln : eine Geschichte der Kleinen Eiszeit von 1570 bis 1700 sowie der Entstehung der modernen Welt, verbunden mit einigen Überlegungen zum Klima der Gegenwart
- タイトル読み
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ヌイメ ノ ホツレタ セカイ : ショウヒョウキ カラ ゲンダイ ノ キコウ ヘンドウ ニ イタル ブンメイ ノ レキシ
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注記
原著 (Carl Hanser Verlag, 2017) の全訳
文献: 巻末p11-44
人名索引: 巻末p1-10
内容説明・目次
内容説明
気候変動がもたらした混沌。16〜17世紀に世界を襲った寒冷化と、それに伴う飢饉、疫病、戦争―。生きようともがく人々の営みから、技術と社会の革新が生まれ、宗教と科学のせめぎ合いから、新たな文化と思想が開花した。近代への転換点となった“氷の時代”を描く一大歴史絵巻。
目次
- プロローグ―冬景色
- 「神はわれらを見捨てられた」―ヨーロッパ、一五七〇〜一六〇〇年(逃亡の修道士;神の風と波と ほか)
- 鉄の時代(植物園;革命を呼ぶ地 ほか)
- 天界の光―彗星その他(賎民の迷妄;反キリスト者 ほか)
- エピローグ―蜜蜂の寓話への補説(鳴禽と草鞋虫と珊瑚のように;自由と贅沢 ほか)
「BOOKデータベース」 より