写真文学論 : 見えるものと見えないもの

書誌事項

写真文学論 : 見えるものと見えないもの

塚本昌則著

東京大学出版会, 2024.5

タイトル別名

What is photoliterature?

タイトル読み

シャシン ブンガクロン : ミエル モノ ト ミエナイ モノ

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人名索引: 巻末pi-iv

図版出典一覧: 巻末pv-x

内容説明・目次

内容説明

写真も文学も、両方知りたい。写真文学とは、その成立に写真が重要な役割を果たしている文学作品(小説、自伝、伝記)のことである。

目次

  • 序章 写真文学とは何か
  • 第1部 顔、風景、ドキュメント―写真の中の見えないもの(風景写真の使用法―ジョルジュ・ローデンバック『死の都ブリュージュ』(一八九二);肖像写真の使用法―アンドレ・ブルトン『ナジャ』(一九二八、一九六三);ドキュメント写真の使用法―谷崎潤一郎『吉野葛』(一九三一、一九三七))
  • 第2部 空白のスクリーン、不在の写真(戦争の記憶、空白のスクリーン―ジョルジュ・ペレック『Wあるいは子供の頃の思い出』(一九七五)、パトリック・モディアノ『ドラ・ブリュデール』(一九九七);不在の写真―マルグリット・デュラス『愛人』(一九八四)、アニー・エルノー『娘の回想』(二〇一六);記憶の想起と写真―W・G・ゼーバルト『アウステルリッツ』(二〇〇一))
  • 第3部 日常生活と写真(日常礼讃―ロラン・バルト『ロラン・バルトによるロラン・バルト』(一九七五))

「BOOKデータベース」 より

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