書誌事項

野矢哲学に挑む : 批判と応答

金杉武司, 塩野直之, 高村夏輝編

岩波書店, 2024.5

タイトル読み

ノヤ テツガク ニ イドム : ヒハン ト オウトウ

電子リソースにアクセスする 全1

大学図書館所蔵 件 / 54

この図書・雑誌をさがす

注記

編者「高村」の「高」は「梯子高 (はしごだか)」の置き換え

参考文献: 各章末

収録内容

  • 物語のポリフォニー / 塩野直之 著
  • 物語を読むことと共に生きること / 野矢茂樹 著
  • 世界には何があるのか / 山田圭一 著
  • どうして一つの同じ対象があると言えるのか / 野矢茂樹 著
  • どこでもないところからの眺めは必要か / 鈴木雄大 著
  • 「ここ」も「あそこ」からすれば「あそこ」になる / 野矢茂樹 著
  • 「物語」としての知覚論 / 森永豊 著
  • 「相貌」というあまりにも曖昧な概念 / 野矢茂樹 著
  • 自由の可能性 / 李太喜 著
  • 自由の正体がまだ見えない / 野矢茂樹 著
  • 意味するという事実のありか / 金杉武司 著
  • 3階建ての建物を平屋だと思うと変なことになる / 野矢茂樹 著
  • 意図はどこにあるのか / 竹内聖一 著
  • 問いがあるから意図が生まれる / 野矢茂樹 著
  • 「論理の他者」という謎 / 高村夏輝 著
  • ザラザラした大地へ戻れ! / 野矢茂樹 著
  • 規則のパラドクスを解決する / 島村修平 著
  • 一人称権威の謎 / 野矢茂樹 著
  • 思考不可能なものは存在するか / 野矢茂樹 著

内容説明・目次

内容説明

心とは、意味とは何か。野矢哲学に対して9人の気鋭の哲学者が全力で批判を試みる。野矢はそれを真正面から受け止め、ある部分は彼らが自分より先に進んだことを認め、ある部分は批判を受けてさらに自らの哲学を深める。また、野矢哲学の現在位置を示す野矢茂樹自身による論考も収録。

目次

  • 解説1 眺望論と相貌論
  • 解説2 ウィトゲンシュタインと野矢哲学
  • 第1章 物語のポリフォニー
  • 第2章 世界には何があるのか―相貌なき対象の必要性
  • 第3章 どこでもないところからの眺めは必要か―有視点把握と無視点把握の関係
  • 第4章 「物語」としての知覚論―意識の繭に閉じ込められた生き方はありうるか
  • 第5章 自由の可能性―場と相貌の二元論から考える
  • 第6章 意味するという事実のありか―根元的規約主義を批判する
  • 第7章 意図はどこにあるのか―「内と外」の比喩のゆくえ
  • 第8章 「論理の他者」という謎
  • 第9章 規則のパラドクスを解決する―相貌の自己知に訴えるアプローチ
  • 思考不可能なものは存在するか

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ