書誌事項

竹林の七賢

吉川忠夫 [著]

(講談社学術文庫, [2822])

講談社, 2024.6

タイトル別名

風呂で読む竹林の七賢

タイトル読み

チクリン ノ シチケン

注記

「風呂で読む竹林の七賢」(世界思想社, 1996年刊)の改題

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

漢王朝が滅亡し、儒教の権威が失墜、政治社会が揺れ動いた魏晋の時代。葛藤を抱えながら己の思想を貫こうとする者たちが集い、詩を詠み、議論を戦わせ、楽器をかき鳴らし、そして心ゆくまで痛飲して、交流をあたためた。権力に睨まれ刑死した者あり、敢えて世俗にまみれた者あり、乱世を激烈に生き抜いたその群像を、シャープな筆致で簡明に描ききる!

目次

  • 序章 「竹林の七賢」と栄啓期像
  • 第1章 「竹林の七賢」グループの誕生
  • 第2章 見識と度量の人―山濤
  • 第3章 嵆康の「養生論」
  • 第4章 方外の人―阮籍
  • 第5章 劉伶の「酒徳頌」と阮籍の「大人先生伝」
  • 第6章 広陵散―嵆康
  • 第7章 阮籍の「詠懐詩」
  • 第8章 愛すべき俗物―王戎
  • 終章 なぜ「竹林」の「七賢」なのか

「BOOKデータベース」 より

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