中国ファクター : アジア・ドミノの政治経済分析
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書誌事項
中国ファクター : アジア・ドミノの政治経済分析
日経BP日本経済新聞出版 , 日経BPマーケティング (発売), 2024.6
- タイトル別名
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中国ファクター : アジアドミノの政治経済分析
- タイトル読み
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チュウゴク ファクター : アジア・ドミノ ノ セイジ ケイザイ ブンセキ
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注記
参考文献: 各章末
収録内容
- インド太平洋地域における中国の影響力 / 國分良成 著
- 東南アジアで強まる中国の経済的影響力 / 富山篤 著
- 対外的影響力を模索する中国外交 / 山口信治 著
- フィリピンにおける「中国ファクター」 / 粕谷祐子 著
- 重層的なタイ・中国ネットワーク / 外山文子 著
- ジョコ政権下のインドネシア・中国関係 / 相澤伸広 著
- ベトナムにおける中国ファクター / 石塚二葉 著
- 台湾で薄れる中国「経済カード」の効力 / 山田周平 著
- 対中関係の調整に動く朝鮮半島 / 伊集院敦 著
- グローバルサウスの盟主目指すインド / 山田剛 著
- 日中の外交文化 / 五百旗頭薫 著
内容説明・目次
内容説明
インド太平洋地域に対する中国の政治的影響力は、冷戦期においては限定的であった。しかし改革開放以後、経済的影響力が急速に拡大し周辺諸国に深く浸透したが、問題はそれが政治的影響力に転化するかである。その解明には受け手側の地域研究が必須である。本書は、受け手側であるインド太平洋の地域と国家が、中国からの影響を具体的にどのように受容し、思考し、対応しているのかを分析することで、中国の影響力(パワー)の実像に迫る。
目次
- 序章 インド太平洋地域における中国の影響力―地政学の歴史と現状
- 第1章 東南アジアで強まる中国の経済的影響力―習政権10年間の影響力調査
- 第2章 対外的影響力を模索する中国外交―プロトタイプとしての東南アジア
- 第3章 フィリピンにおける「中国ファクター」―高まる嫌中感情とその背景
- 第4章 重層的なタイ・中国ネットワーク―冷戦期から現在までの変容
- 第5章 ジョコ政権下のインドネシア・中国関係
- 第6章 ベトナムにおける中国ファクター―「最優先の2国間関係」の二面性
- 第7章 台湾で薄れる中国「経済カード」の効力―曲がり角の統一工作
- 第8章 対中関係の調整に動く朝鮮半島―ポスト「冷戦後」の韓国・北朝鮮外交
- 第9章 グローバルサウスの盟主目指すインド―全方位外交と対中政策の見直し
- 第10章 日中の外交文化―「不平等条約」改正交渉の比較から
「BOOKデータベース」 より