昭和街場のはやり歌 : 戦後日本の希みと躓きと祈りと災いと
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書誌事項
昭和街場のはやり歌 : 戦後日本の希みと躓きと祈りと災いと
彩流社, 2024.5
- 続
- タイトル読み
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ショウワ マチバ ノ ハヤリウタ : センゴ ニホン ノ ノゾミ ト ツマズキ ト イノリ ト ワザワイ ト
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注記
朝日新聞社のウェブ版言論誌「Ronza(論座)」の長期連載「嗚呼!昭和歌謡遺産紀行 : あの時、あの場所、あの唄たち」(2019年10月-2023年3月 ) を改稿し、再構成したもの
内容説明・目次
内容説明
「昭和歌謡百年」に向けて、好評第2弾!「はやり歌」から、明日の日本の姿が見えてくる…。歌とともに時代を共有した「団塊」というベビーブーマー世代が、エピソードを交えて描く「歌謡社会文化論」!
目次
- 1 戦前と戦後は“一つながり”の章(大本営発表のテーマソングはなぜ生き残れたのか「軍艦マーチ」(正式名称「軍艦」作詞・鳥山啓、作編曲・瀬戸口藤吉);「第九」は「はやり歌」の「おしん」である!?交響曲第九番「歓喜の歌」(作曲・ベートーヴェン、原詞・シラー) ほか)
- 2 戦前復興の光と影の章(マドロス物の忽然の終了と三島由紀夫の『午後の曳航』「港町十三番地」(歌・美空ひばり)/「マドロス稼業はやめられぬ」(歌・三橋美智也);“日本のショーウィンドウ”をチアアップした“風雲児たちの歌”「銀座カンカン娘」(歌・高峰秀子) ほか)
- 3 異議申し立ての章(日本の「ラ・マルセイエーズ」になりそこねた歌「民族独立行動隊の歌」(作詞・きしあきら“山岸一章”の筆名、作曲・岡田和夫);“原爆を知らない子どもたち”の自戒の歌「原爆を許すまじ」(作詞・浅田石二、作曲・木下航二) ほか)
- 4 宴の終焉の章(ドリフのパワーの源泉は民衆の猥雑な情念にあり「北海盆唄」(北海道民謡、作詞・不詳/編曲・今井篁山);吉田拓郎の「落陽」は、岡本おさみによる時代への挽歌である「落陽」(歌・吉田拓郎) ほか)
「BOOKデータベース」 より