Status and culture : 文化をかたちづくる「ステイタス」の力学--感性・慣習・流行はいかに生まれるか?

書誌事項

Status and culture : 文化をかたちづくる「ステイタス」の力学--感性・慣習・流行はいかに生まれるか?

デーヴィッド・マークス著 ; 黒木章人訳

筑摩書房, 2024.7

タイトル別名

Status and culture : how our desire for social rank creates taste, identity, art, fashion, and constant change

Status and culture (ステイタス アンド カルチャー) : 文化をかたちづくる「ステイタス」の力学 : 感性・慣習・流行はいかに生まれるか ?

Status and culture : 文化をかたちづくるステイタスの力学 : 感性慣習流行はいかに生まれるか

タイトル読み

Status and culture : ブンカ オ カタチズクル 「 ステイタス 」 ノ リキガク -- カンセイ ・ カンシュウ ・ リュウコウ ワ イカニ ウマレルカ ?

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注記

書誌情報: p485-518

内容説明・目次

内容説明

かつてビートルズの“マッシュルームカット”と呼ばれた長く、だらしない髪型は各世代から反発を招き、社会を分断するほどの騒動を全世界に巻き起こした。しかし現在では受け入れられ、むしろクラシカルな髪型となっている。トレンドは一部の過激な行動から始まり、反発を生むが、徐々に許容され、ついには一般化する。人はなぜ集団で特定の習慣を好み、やがて別の流行に移行するのだろうか。なぜあるものが「クール」になるのか?スタイルの革新はいかにして生まれるのか?われわれの文化に起こる絶え間ない変化のメカニズムを、本書は“ステイタス”―社会のなかでの各個人の重要度を示す非公式な指標―を希求するプロセスとして説明する。本書で解き明かしていくステイタスと文化の原則は、捉えがたいものとされてきたセンスや真正性、アイデンティティ、階級、サブカルチャー、アート、ファッション、流行、スタイル、リバイバルといった概念や現象を明確にし、われわれを取り巻く世界を分析する際に極めて役に立つ。歴史的事例と数々の分野の学問の叡智を統合する文化の普遍理論書。

目次

  • 第1部 ステイタスと個人(ステイタスの基本原則;慣習とステイタス価値;シグナリングとステイタスシンボル;センス、真正性、そしてアイデンティティ)
  • 第2部 ステイタスと創造性(階級と感性;サブカルチャーとカウンターカルチャー;芸術)
  • 第3部 ステイタスと文化の変化(流行のサイクル;歴史と連続性)
  • 第4部 二十一世紀のステイタスと文化(インターネットの時代)

「BOOKデータベース」 より

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