空想旅行案内人ジャン=ミッシェル・フォロン
著者
書誌事項
空想旅行案内人ジャン=ミッシェル・フォロン
ブルーシープ, 2024.7
- タイトル別名
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Folon: Agency of imaginary journeys
ジャン=ミッシェル・フォロン
- タイトル読み
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クウソウ リョコウ アンナイニン ジャン=ミッシェル・フォロン
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注記
展覧会カタログ
会期・会場: 2024年7月13日-9月23日:東京ステーションギャラリー, 2025年1月11日-3月23日:名古屋市美術館, 2025年4月5日-6月22日:あべのハルカス美術館
その他の編集者: 名古屋市美術館, あべのハルカス美術館, フォロン財団, 中日新聞社, 柴原聡子
主催: 東京ステーションギャラリー, 名古屋市美術館, あべのハルカス美術館ほか
年譜: p226-229
作品リスト: p242-253
内容説明・目次
内容説明
本書は、20世紀後半のベルギーを代表するアーティスト、ジャン=ミッシェル・フォロン(Jean‐Michel Folon、1934‐2005)の日本では30年ぶりとなる展覧会の図録です。初期のドローイングから水彩画、版画、ポスター、そして晩年の立体作品までを網羅し、フォロンの描く鳥やリトル・ハット・マンといったシンボルとともに紹介します。インクや墨による軽妙な線はユーモアとぬくもりが漂い、溶け合うような色彩のグラデーションは美しい。フォロンの丁寧な観察や思考が垣間見える数々の作品は、私たちの感覚をやさしく解き放ち、時空を超えた空想の旅へと連れ出してくれます。幻想的で詩情あふれる作品は美しいだけではありません。環境破壊や人権問題などに静かな抗議を行ったフォロンのメッセージも込められました。デジタル化やパンデミック、戦争など、人間が大きな課題と向き合わなければならない現代にこそ、フォロンの芸術は強く心に響きます。フォロンとの空想旅行を経て、私たちは地平線の向こうにどんな景色を見出すのでしょうか。
目次
- プロローグ 旅のはじまり
- 第1章 あっち・こっち・どっち?
- 第2章 なにが聴こえる?
- 第3章 なにを話そう?
- エピローグ つぎはどこへ行こう?
「BOOKデータベース」 より