現代日本の「国家意識」とアジア : 二つの東京オリンピックから考える
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書誌事項
現代日本の「国家意識」とアジア : 二つの東京オリンピックから考える
(学習院大学東洋文化研究叢書)
勁草書房, 2024.8
- タイトル別名
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現代日本の国家意識とアジア : 二つの東京オリンピックから考える
- タイトル読み
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ゲンダイ ニホン ノ コッカ イシキ ト アジア : フタツ ノ トウキョウ オリンピック カラ カンガエル
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
1964年と2021年、二つの東京オリンピックとは何だったのか。「東京五輪音頭」、『男はつらいよ』、トイレ問題、ジャニーズなどと、ナショナル・アイデンティティとの関わりを探る。ナショナル・イベントとしての東京オリンピックを、メディア文化・道徳・思想から照らし出す。“国家意識”とアジア、シリーズ第3作。
目次
- 第1部 オリンピックと国家アイデンティティ(踊る東京オリンピック―“東京五輪音頭”を読み解く;戦後日本におけるナショナリズムとスポーツ―円谷幸吉の死を中心に;1964年東京オリンピックはなかった―映画『男はつらいよ』シリーズにおける戦争・オリンピックの不在)
- 第2部 オリンピックが浄化する東京(汚臭・民度・芸術―二つの東京オリンピックと公衆トイレ;街から消えたのは―東京オリンピックと首都美化運動)
- 第3部 オリンピックとポピュラー・カルチャーの変容(オリンピックと恋愛技術の変遷―ナンパからマッチングアプリへ;ジャニーズと二つの東京オリンピック―1990年代半ばにおける国家意識の形成とバレーボール;二つのオリンピックと紅白歌合戦―個人化/デジタル化による変容)
- 第4部 オリンピックとアジア(三つのオリンピックとナショナリズムの行方―松本健一のアジア主義;「国」を背負う選「手」とは誰か?―オリンピックにおける「中華民国/台湾/中華台北」名称に見る台湾アイデンティテイの構築)
「BOOKデータベース」 より