植民地朝鮮と「近代の超克」 : 戦時期帝国日本の思想史的一断面 식민지 조선과「근대의 초극」 : 전시기 제국 일본의 사상사적 일단면
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植民地朝鮮と「近代の超克」 : 戦時期帝国日本の思想史的一断面 = 식민지 조선과「근대의 초극」 : 전시기 제국 일본의 사상사적 일단면
法政大学出版局, 2024.9
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植民地朝鮮と近代の超克 : 戦時期帝国日本の思想史的一断面
식민지 조선과 근대의 초극 : 전시기 제국 일본의 사상사적 일단면
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ショクミンチ チョウセン ト「キンダイ ノ チョウコク」 : センジキ テイコク ニホン ノ シソウシテキ イチダンメン = 식민지 조선 과「근대 의 초극」 : 전시기 제국 일본 의 사상사적 일단면
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参考文献: 巻末p9-20
Contents of Works
- 転換期の歴史意識と思考
- 〈民族〉という陥穽
- 「世界史の哲学」の蹉跌
- 「世界史の哲学」のアポリア
- 〈東洋〉の射程
- 憂鬱な種蒔く人
- 「学」と「思想」のあわいで
- すれ違う運命
- 歴史に佇む
Description and Table of Contents
Description
三木清、高坂正顕、高山岩男、申南澈、金南天、朴致祐などの転換期を生きた知識人たちは、いかに「近代」と向き合い、それを乗り越えようとしたのか。戦時期日本で大きな影響力をもった「近代の超克」をめぐる議論を、同時代の植民地朝鮮との関係に焦点を当てて読み直し、一国史を超えた歴史意識を剔出する。「抵抗」か「協力」かという二元論的な枠組みを問いに付し、帝国主義/植民地主義の構造を再考する画期的な試み。
Table of Contents
- 序章 転換期の歴史意識と思考―一九三〇〜四〇年代、植民地朝鮮と“近代の超克”
- 第1章 “民族”という陥穽―「東亜協同体」‐「内鮮一体」論と植民地朝鮮
- 第2章 「世界史の哲学」の蹉跌―三木清と高山岩男の異/同
- 第3章 「世界史の哲学」のアポリア―植民地朝鮮の不在/存在
- 第4章 “東洋”の射程―申南澈の歴史哲学のゆくえ
- 第5章 憂鬱な種蒔く人―金南天の小説実践と“歴史”
- 第6章 「学」と「思想」のあわいで―朴致祐「東亜協同体論の一省察」再読
- 第7章 すれ違う運命―三木清と朴致祐の歴史哲学における“非合理的なもの”の位相
- 終章 歴史に佇む―“躊躇”の余白
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