パガニスム : 異教者のエティカ
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パガニスム : 異教者のエティカ
青土社, 2024.10
- タイトル読み
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パガニスム : イキョウシャ ノ エティカ
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収録内容
- パガニスムと「判決」
- この世界で非現実とは、まだ罪なのだ
- ディオニュソスのエコロジー
- ある批評家の死
- 凡庸の哲学、肉体の思想
- 未来派から『弥勒』へ
- 西田幾多郎の「悲願」
- 歴史の暗部とロマネスク
- アイデンティティと身体
- 国家あるいは「曲率」
- ペストとコロナのあいだ
- 映画のとてつもない時間
- 脳の芸術、脳の政治へ
- 器官なき身体の過程
- 憎しみはリゾームを超えるか
- 哲学の奇妙な闘い
- 哀れアルトー?
- 木はリゾームである、そして非有機性のほうへ
- 新しいコギト、あるいは非有機的生
- 時間の歪みとカフカ
- ニジンスキー事件
- 「脱」の舞踊
- 事物と歴史
- 見出された絵、怪物としてのイメージ
- 凡庸と幻視
- 映画の難民
- 喪の演劇
内容説明・目次
内容説明
境界、外部、混成、非知、身体、権力、反歴史、イメージ、ヘテロトピア、非有機性…。半世紀にわたってさまざまなテーマをめぐり、スピノザ、ニーチェ、ドゥルーズなど、哲学の外の異端の哲学者の言葉に目を凝らしてきた著者。哲学の異教徒たろうとしてきた哲学者はいま何と対峙しているのか、その目に映るものとはなにか。その思索のすべてを編み上げた集大成。
目次
- 1 パガニスムの軌跡(パガニスムと「判決」(ジャン・ジュネ);この世界で非現実とは、まだ罪なのだ(マルグリット・デュラス) ほか)
- 2 歴史と日本の曲率(西田幾多郎の「悲願」;歴史の暗部とロマネスク(渡邉一民/福永武彦) ほか)
- 3 ドゥルーズのラプソディ(映画のとてつもない時間―ドゥルーズを翻訳すること;脳の芸術、脳の政治へ ほか)
- 4 非有機的生のほうへ(哀れアルトー?―ソンタグ、デリダ、デカルト、土方巽のあいだで;木はリゾームである、そして非有機性のほうへ ほか)
- 5 身体、物、イメージ(ニジンスキー事件―室伏鴻『真夜中のニジンスキー』プロジェクトのために;「脱」の舞踊―田中泯序説 ほか)
「BOOKデータベース」 より