中立とは何か : マックス・ウェーバー「価値自由」から考える現代日本

書誌事項

中立とは何か : マックス・ウェーバー「価値自由」から考える現代日本

野口雅弘著

(朝日選書, 1045)

朝日新聞出版, 2024.10

タイトル別名

中立とは何か : マックスウェーバー価値自由から考える現代日本

Wertfrei ; value-free

タイトル読み

チュウリツ トワ ナニカ : マックス ウェーバー「カチ ジユウ」カラ カンガエル ゲンダイ ニホン

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注記

欧文タイトルはブックジャケットによる

参考文献: 巻末pi-xx

内容説明・目次

内容説明

誰かの主観を押し付けられている、政治的中立性が損なわれているという不満が高まっている。しかし、“中立”とはどのような概念なのか。人は何らかの価値判断に立つことなく“中立”を実践することは何能なのか―。本書は、マックス・ウェーバー「価値自由」の受容と論争を辿り、混迷を極める現代政治の様態について考察する。ウェーバーは価値の多元性、対立の不可避性を指摘し、事実と価値を分離すべしとする「価値自由」を唱えた。こうした「価値自由」の理念を、社会学者・経済学者・政治学者たちはどのように解釈し議論してきたのか。歴史的検討を通し、“中立”という思想の核心に迫り、分断克服のヒントを探る。さまざまなオピニオンが交錯する現在の日本における、政治とコミュニケーションのあり方を、第一線のウェーバー研究者が問い直す。

目次

  • 第1章 価値自由とは何か―事実と価値を分ける
  • 第2章 ウェーバーの時代―進歩の思想とポジション・トーク
  • 第3章 一九三〇年代の方法論―「事実をして語らしめる」をめぐって
  • 第4章 エートス論としての価値自由―安藤英治の「あとがき」
  • 第5章 新自由主義者たちのウェーバー―自由経済と中立性
  • 第6章 問われなくなる価値自由―イーストン、ロールズ、因果推論
  • 終章 政治的中立の精神史

「BOOKデータベース」 より

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