超越への回路 : 戦間期日本における科学と文芸
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超越への回路 : 戦間期日本における科学と文芸
水声社, 2024.10
- タイトル読み
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チョウエツ エノ カイロ : センカンキ ニホン ニオケル カガク ト ブンゲイ
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収録内容
- "科学/技術言説の文化史"を編むために
- 主観の交響圏
- 物質の境域
- 探偵小説の条件
- 発明のエチカ
- 科学者・統治権力・文芸批評
- マルクスの誤読
- 超越への回路
- 献身する技術者
- 帝国の論理/論理の帝国
- 「ポリチカル・エンヂニアー」の戦後
内容説明・目次
内容説明
科学の君臨、文学の葛藤。戦間期の時代思潮が熱狂した科学/技術は、いかなるロジックを文学に与えたのか。相対性理論がこだまする新感覚派の世界認識、衛生理念に拘泥した中河與一、科学と論理の錯綜に突き当たる探偵小説、発明の政治学と結託する海野十三、科学ジャーナリズムに警鐘を鳴らす戸坂潤、そして「日本科学」と横光利一―知識人たちが科学/技術と切り結んだ言説編成を解きほぐし、合理的な思索が非合理な観念へと転化する理路を導出する。
目次
- 序章 “科学/技術言説の文化史”を編むために
- 第1部 戦間期の文学者と科学/技術言説の遭遇(主観の交響圏―石原純・賀川豊彦・新感覚派;物質の境域―初期中河與一と衛生理念;探偵小説の条件―小酒井不木と平林初之輔の「科学」観;発明のエチカ―海野十三の探偵/科学/軍事小説;科学者・統治権力・文芸批評―戦時下の科学振興と戸坂潤)
- 第2部 横光利一と科学/技術言説の交錯(マルクスの誤読―福本和夫・三木清・横光利一;超越への回路―横光利一と中河與一の「心理」観;献身する技術者―『紋章』前後の横光利一;帝国の論理/論理の帝国―横光利一『旅愁』と「日本科学」;「ポリチカル・エンヂニアー」の戦後―横光利一『微笑』の倫理)
「BOOKデータベース」 より
