焼跡からのデモクラシー : 草の根の占領期体験
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焼跡からのデモクラシー : 草の根の占領期体験
(岩波現代文庫, 学術 ; 483)
岩波書店, 2024.11
- 上
- タイトル別名
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焼跡からのデモクラシー : 草の根の占領期体験
- タイトル読み
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ヤケアト カラノ デモクラシー : クサ ノ ネ ノ センリョウキ タイケン
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注記
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
2014年3月岩波書店刊の文庫化にあたり、第1章第1節を差し替え、第5章に第4節を加えたもの
文献あり
内容説明・目次
内容説明
戦後日本の民主主義は「与えられた/押しつけられた」ものなのだろうか。アジア太平洋戦争を草の根から支えた日本の民衆が、過酷な戦争体験と伝統的な価値観をもとに、民主主義を自ら作りあげ、獲得したことを、彼らが残した日記や雑誌投稿、聞き取りなどを通して明らかにする。上巻では、焼跡の中で人びとが、平和や戦争責任・天皇制、自由と民主主義などについてどのように考えていたかを辿る。『草の根のファシズム』の続編、待望の文庫化。
目次
- 第1章 戦争から戦後へ(ある沖縄人の戦中・戦後―沖縄製糖社員の場合;ある徴用工の戦中・戦後―大阪陸軍造兵廠徴用工の場合;ある民間知識人の戦中・戦後―東京・馬込隣組役員の場合)
- 第2章 平和の構想(平和主義の成立;原爆と平和)
- 第3章 平和意識の獲得(ある砥石屋の体験;ある国鉄労働者の体験;中島飛行機女子職員の体験)
- 第4章 戦争責任論と天皇制(民衆の戦争責任論;極東国際軍事裁判(東京裁判)に対する反応;他のアジアに対する責任論;天皇の戦争責任をめぐって)
- 第5章 自由と民主主義の再創造1(民主主義の論議;三菱重工横浜造船所工員の体験;町工場の旋盤工の体験;辺土名市役所・国頭村役所職員の体験)
「BOOKデータベース」 より