ホロコーストとジェノサイド : ガリツィアの記憶からパレスチナの語りへ

Bibliographic Information

ホロコーストとジェノサイド : ガリツィアの記憶からパレスチナの語りへ

オメル・バルトフ [著] ; 橋本伸也訳

岩波書店, 2024.11

Other Title

Genocide, the Holocaust and Israel-Palestine : first-person history in times of crisis

Title Transcription

ホロコースト ト ジェノサイド : ガリツィア ノ キオク カラ パレスチナ ノ カタリ エ

Available at  / 97 libraries

Note

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

翻訳の対象: Genocide, the Holocaust and Israel-Palestine : first-person history in times of crisis / Omer Bartov. -- London : Bloomsbury Publishing, 2023

Contents of Works

  • 歴史上の唯一無二性と統合された歴史
  • ジェノサイドの場としての東ヨーロッパ
  • 地域からジェノサイドを再構成する
  • 歴史文書としての証言
  • 法廷のなかのホロコースト
  • 忘却の道具としての記憶法
  • イスラエル=パレスチナにおける帰還と追放
  • 私がたどったアウシュヴィツへの捻れた道、そして帰路
  • 過去を語って未来を築く

Description and Table of Contents

Description

ホロコーストの記憶をパレスチナの痛みとともに語ることはできないのか―。イスラエル生まれのジェノサイド研究の第一人者が、自身のホロコースト研究とガリツィア(西ウクライナ)にルーツのある自分史を重ねて、パレスチナの今へと語りつなぐ。人道的なオピニオンや社会活動でも知られる著者が、記憶の政治化や「唯一無二」性の強調によって桎梏化されてきたホロコースト研究に風穴をあけ、新たなナラティヴの可能性を探る。イスラエル=パレスチナの共感的理解を希求する、渾身のメッセージが詰まった最新論集。日本語版特別編集。

Table of Contents

  • 序章
  • 第1部 残虐行為を書く(歴史上の唯一無二性と統合された歴史;ジェノサイドの場としての東ヨーロッパ)
  • 第2部 地域の歴史(地域からジェノサイドを再構成する;歴史文書としての証言)
  • 第3部 正義/司法と否定論(法廷のなかのホロコースト;忘却の道具としての記憶法)
  • 第4部 記憶の訪れる時(イスラエル=パレスチナにおける帰還と追放;私がたどったアウシュヴィツへの捻れた道、そして帰路;過去を語って未来を築く)

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