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デジタルテクノロジーと時間の哲学

M.クーケルバーク [著] ; 直江清隆, 佐藤駿, 鹿野祐介訳

丸善出版, 2024.11

Other Title

Digital technologies, temporality, and the politics of co-existence

Title Transcription

デジタル テクノロジー ト ジカン ノ テツガク

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Note

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

翻訳の対象: Digital technologies, temporality, and the politics of co-existence / Mark Coeckelbergh. -- Palgrave Macmillan, 2022

原タイトルは標題紙裏, 訳者解説による

参考文献: p135-142

Description and Table of Contents

Description

「デジタルテクノロジーが我々の時間と存在にどのような影響を与えうるのか?」という現代的課題に、技術哲学分野の第一人者が、初めて独自の刺激的な視点から挑んだ野心作。プロセス哲学、ナラティブ理論、テクノパフォーマンスの概念を用いて、デジタルテクノロジーが「私たちの時間と存在との関係をどのようにかたちづくっているか」を分析し、AIをはじめとする新技術や気候変動などに照らして、それが何を意味するのかを論じる。現代の技術哲学とメディア論との対話と、「人間的年代(アンスロポクロネ)」と呼ばれるものに共通する時間について、独自の問いを設定して、私たちが今日どのように存在し、時間に関係するのかを理解するための概念フレームワークを具体的かつ分かりやすく提案する。

Table of Contents

  • 第1章 イントロダクション―時間、実存、技術(時間の加速と実存;地球レベルでの時間;現在主義の陥穽;デジタルテクノロジーによる時間形成;時間と技術を再考する;本書の構成)
  • 第2章 プロセス、ナラティブ、パフォーマンス―デジタルテクノロジーは時間性と実存をどのようにかたちづくるのか(プロセス;ナラティブ;パフォーマンス;複数時間性と権力)
  • 第3章 人間的年代における共通時間を求めて―善き時間、同時代化、そして気候変動時代におけるグローバルな共=実存の政治(カイロス:善き時間と意味のある存在;カイロス的政治と同時代化:気候変動時代における時間と共=実存の政治)

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